企業のリモートワーク状況を診断する新ツール
新型コロナウイルスの影響で多くの企業がリモートワークを導入し、その現状を把握する必要が生じています。そんな中、ネクストリードが新たに提供を始めた「リモートワーク診断」は、企業が自社のリモートワーク環境を詳細に分析できる無料のツールです。この診断ツールを使うことで、経営者や組織のマネージャーは、自社のリモートワーク実態を把握し、今後のデジタル化に向けた戦略を立てる手助けとなります。
リモートワーク診断の概要
「リモートワーク診断」は、PCやスマートフォンからアクセス可能で、32の質問に答える形式で行われます。この質問は、自社の経営文化や情報インフラ、業務設備、そして人事制度や安全性に関するもので、それぞれのカテゴリがどの程度整っているかを点数化します。具体的には、物理的な環境の充実度と文化的な定着度の2つのポイントから評価され、視覚的に結果が提示されます。
この診断ツールは、日本マイクロソフトと連携して開発されており、同社の働き方改革のノウハウやリモートワークに関する調査結果を基にしています。診断後、参加者には16種類のオリジナルキャラクターのいずれかに分類され、そのタイプに応じたアドバイスや参考情報が提供されます。
特徴と利便性
「リモートワーク診断」にはいくつかのキーポイントがあります。1つは、経営、組織文化、業務環境、人事制度といった4つの視点から総合的に診断が行われること。2つ目は、SNS機能が組み込まれており、診断結果を簡単に取引先や友人と共有できる点です。このような機能により、企業のリモートワーク状況を可視化し、改善に向けた第一歩を踏み出す手助けをしています。
実践による知見と今後の展開
ネクストリードは、これまでの活動を通じて得た知見を活かし、政府や自治体とも連携してリモートワークの普及を進めています。特に千葉県での働き方改革の推進事業でも注目されており、地域におけるテレワークの普及にも寄与しています。また、今後は診断後の詳細なレポート提供など、さらなるサービスの展開が期待されています。
「リモートワーク診断」は、ネクストリードが自社で利用している「NR Assess」を基に開発されています。このクラウドアセスメントエンジンは、企業のマーケティング活動を支援するためのツールであり、新しいリモートワーク環境の実装に向けて、組織が必要な情報を得るための手段として機能します。
URLは
こちらからにアクセスできます。今後、リモートワークがニューノーマルとして定着する中で、企業のデジタル化がどのように進展していくのか、大いに注目されます。