がん患者支援のためのチャリティ活動「リレー・フォー・ライフ」イベントの詳細
毎年全国各地で行われている「リレー・フォー・ライフ」(RFL)は、がん患者とその家族を支援する特別なチャリティ活動です。公益財団法人日本対がん協会が主催し、地域の実行委員会の協力を得て行われます。このイベントの目標は、がんと向き合う地域社会を築き、がんの征圧を目指すことです。また、寄せられた寄付金は、様々な支援活動に役立てられます。
2024年の開催日程と場所
「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2024」は、次の2つの場所で開催されます。
- 日時:2024年9月28日(土)10:00〜19:00、29日(日)9:30〜14:30
- 場所:上野恩賜公園噴水広場
- 予想参加者数:約7,000〜8,000人
- 日時:2024年10月12日(土)〜13日(日)
- 場所:東京医科歯科大学(東京科学大学湯島キャンパス)
イベントの内容
上野公園では、がん患者団体や企業チーム、個人チームが参加し、多彩な活動が行われます。がん患者や専門医によるバンド演奏、歌や踊りのパフォーマンス、専門家による講演、さらにはディスカッションが開催されます。
各チームごとのテントでは、マッサージサービスやフェイスペイントなど、多様なチャリティイベントを通じて寄付が呼びかけられます。特別ゲストとして、俳優の篠井英介さんや歌手の庄野真代さんが参加します。
御茶ノ水では、在宅医療に関する座談会、がん経験者の体験談、参加チーム同士が交流できるステージイベントなどが予定されています。子供向けに紙芝居の上映もあり、家族で楽しめる内容となっています。
「リレー・フォー・ライフ」の起源と概要
このチャリティ活動は、1985年にアメリカの医師が行ったイベントに端を発します。彼は24時間走り続け、アメリカ対がん協会(ACS)への寄付を募りました。その後、世界中での広がりを見せ、現在では34カ国以上、約2,460の地域で開催されています。日本では2006年から日本対がん協会が公式にイベントを実施しており、各地の実行委員会が協力して様々なチャリティ活動を展開しています。毎年のリレーイベントは、患者や家族、支援者が一同に集まり、希望の灯をともす重要な機会となっています。
日本対がん協会の役割
公益財団法人日本対がん協会は、1958年の設立以来、がん征圧と患者支援のための活動を行ってきました。がんに関する正しい知識の普及や、がん患者及びその家族の支援を目的とした活動に取り組んでいます。イベントに参加することで、地域社会とともにがんと向き合い、支援の輪を広げることができます。
公式サイトは
こちらを参照してください。
参加の意義
「リレー・フォー・ライフ」に参加することは、がん患者とその家族への心強い支援となり、地域全体でがんの問題に取り組む力にもなります。ぜひ、多くの方々に参加していただき、共に希望の灯をともしていきましょう。