生理休暇制度の現状
生理休暇の取得率はなんとわずか0.9%。多くの企業がこの制度を設けているにもかかわらず、実際に活用されていないケースが目立ちます。この背景にはさまざまな要因がありますが、特に大きな理由のひとつとして「男性上司に申請しにくい」という声が61.8%を占めています。
文化の変革を目指して
このような状況を受けて、トゥモローゲート株式会社では「#ジェンダーレスで生理を語ろう」という社員対話イベントを開催し、 生理についての理解を深めながら、制度の利用率向上を目指します。このイベントは、性別にとらわれずに生理の話題をオープンにすることを目的としています。
イベントの内容: 「#ジェンダーレスで生理を語ろう」
このイベントでは、社員同士で生理や生理休暇の実際に対する認識や制度変更への意見を交換します。具体的には、以下のようなトピックで議論が行われます。
- - 生理休暇に対する認知度: 社内での制度についての理解や、その必要性を男女それぞれの視点から共有します。
- - 生理が仕事に及ぼす影響: 丸での認識の違いを明らかにし、実態を捉えます。
- - 生理を扱うことに対する抵抗: 女性だけでなく、男性社員も感じる職場での生理に関するタブーについて意見を交わします。
本音トークの重要性
イベントでは、参加者が生理休暇を取得する基準や制度名の改善案なども議論されます。「どうすれば気軽に申請できるか」「社内での伝え方について」など、具体的な課題に対する意見も収集し、実効果の測定を行います。
社員の声を聞く
実施後には参加者へのインタビューやアンケートを通じて、それぞれの意見や新たな気づきを集めます。これにより、制度の見直しを考える材料を用意し、社外にも発信していく予定です。
実施概要と日程
この取り組みは以下の日時で行われ、参加社員を少人数制にして活発な意見交換を促進します。取材や参加希望者は、以下の日程から選んでご連絡ください。
- - 5月28日(水)12:00~13:00
- - 6月5日(木)14:00~15:00
- - 6月6日(金)15:00~16:00
- - 6月9日(月)15:00~16:00
まとめ
トゥモローゲート株式会社の取り組みは、性別や立場を超えた生理についての議論を促進し、制度自体だけでなくその周囲の文化を変えることを目指します。今後の展開に期待が寄せられる中、社内外からのフィードバックを基にした随時改善も行っていく方針です。生理にまつわる偏見をなくすために、一歩ずつ進んでいる企業の姿が見えてきます。