子どもの交通安全を学ぶ新プログラム「自由研究パック」登場！

新プログラム「自由研究パック」登場！

埼玉県吉川市の「aidrive」では、この夏休みに新たな体験型交通安全学習プログラム「自由研究パック」を開始しました。このプログラムは、交通事故によって失われる命を減少させるために、子どもたちが自らの命を守る力を身につけることを目的としています。

プログラムの背景

内閣府のデータによると、夏休み期間中は小中学生の交通事故が増加する傾向があります。特に、令和７年版の交通安全白書によれば、2020年から2024年の間に、歩行中に死亡または重傷を負った小学生が1830人もおり、その中で613人が「飛び出し」により事故に遭っています。これに対処するために、aidriveでは「飛び出し」の根本的な要因に着目しました。それは、子どもたちがまだ「想像する力」を十分に育てていないからです。

学びを深めるための体験型教育

既存の教育現場では、交通安全に関する教育が行われていますが、私たちは更なる取り組みが必要だと考えました。具体的には、運転を実際に体験させることで、子どもたちにその難しさや交通ルールの重要性を実感させることを目指しています。

この「かもしれない運転」の理解は、子どもたちにとって非常に大切です。なぜなら、交通ルールを守る理由や運転中の判断の重要性を、実体験を通じて学んでほしいからです。

自由研究パックの内容

「自由研究パック」では、以下の実験と体験が提供されます。

1. 自動車急ブレーキ実験 （税込 5,000円/1時間）
ABSの効果や様々な気象条件が停止距離に与える影響を学びます。乗用車とトラックでの比較や、積載量による違いも体験できます。

2. 運転スキル＆反射神経向上実験 （税込 10,000円/1時間×2日）
最新のドライビングシミュレーターを利用して、自分の運転操作や反射神経を数値化します。
トレーニングを重ねながら、どのように成長するかを確認します。

家族での参加も大歓迎で、特製ワークシートが付きます。
このプログラムは、子どもたちに責任感を持たせるだけでなく、運転の難しさを理解させる良い機会です。

「aidrive」の理念

2025年に開店した「aidrive イオンタウン吉川美南店」は、全ての年齢層に対応した交通安全教育の場として位置づけられています。運転技能の向上を日常の習慣とし、交通事故によるリスクを減少させることを目指しています。
また、専門のプロドライバーによる指導が受けられ、実車やシミュレーターを使った運転トレーニングが可能です。