ひっつき虫ラスク
2026-07-15 11:03:56

近大生が開発した「ひっつき虫」を使ったラスクの魅力とは

近大生が開発した「ひっつき虫」を使ったラスクの魅力とは



近畿大学の農学部の学生たちが、畑で雑草と見なされている「ひっつき虫」を活用して新しいラスクの開発に取り組んでいます。このプロジェクトは、同大学と鹿児島県の喜界島を舞台にした産学連携の一環であり、地域の特性を活かした新たな商品となることを目指しています。

商品開発の背景


喜界島では、年々生産が減少しているサトウキビ農業の現状が問題視されています。ここで問題となるのが、強害草とされる「センダングサ」です。この雑草は、サトウキビの生育に悪影響を及ぼすため、農家はその除去に苦労しています。しかし、そのまま処分するのはもったいないという考えから、新たな価値を生み出すことを目指したプロジェクトが生まれました。

アトリア合同会社が運営する「はなれじま広報部」と、近畿大学の学生たちが手を組むことで、センダングサを新たな素材として活用するアイデアが生まれました。これにより、単なる除草作業を「収穫」という形に転換し、地域資源の再利用を実現しようとしています。

ラスク開発の試行錯誤


商品開発には、およそ6ヶ月の年月がかかり、数々の試行錯誤がありました。センダングサを使用することで、特有の香りが強くなりがちなため、クッキーやパイ、パンなど、様々な形態の試作を重ねた結果、RASUKUが最適な形であることがわかりました。センダングサの粉末を使用したラスクは、サクッとした軽やかな食感とともに、ハーブのような香りが楽しめるユニークな商品として完成しました。

2026年の発表予定


この新製品は2026年8月1日に喜界島で行われる「喜界島サンセットフェスタ2026」にて初披露される予定です。また、全国での対面およびオンライン販売も計画されており、より多くの人々にこの商品を楽しんでもらえる機会を増やしていくつもりです。

合宿での地域との交流


このプロジェクトでは、近畿大学の学生に加えて、東京農業大学の学生も参加し、2026年の夏に喜界島での合宿を予定しています。この合宿では、地元の方々との交流を通じて、センダングサの刈り取りやサトウキビ畑の見学を行い、地域の課題解決のための理解を深めます。合宿の拠点は、地域活性化を目的に日本エアコミューター株式会社が運営する「JAC HAUS」で、学生たちはここを拠点に地域の生活や産業を学びながら商品開発を進める予定です。

学生たちの思い


学生たちはこのプロジェクトを通じて、地域資源の価値を発見し、その魅力を発信する重要性を学んでいます。特に、センダングサとサトウキビを組み合わせた新しい商品が、多くの人々に喜びをもたらすことに期待を寄せています。近畿大学農学部食品栄養学科の学生からは、こうしたプロジェクトを経験できること自体がキャリアにとって貴重な財産であり、地域に貢献できることの喜びが語られています。

このプロジェクトは、単に新しい商品を生み出すだけでなく、喜界島の活性化や地域資源の再活用、新たな交流を生み出す機会でもあり、今後の展開が注目されています。


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会社情報

会社名
アトリア合同会社
住所
大阪府大阪市淀川区西宮原1-5-33新大阪飯田ビル1階
電話番号

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