ソフトバンクと富士通、AI-RAN強化
2024-11-13 15:06:34

ソフトバンクと富士通、AI-RAN実用化に向けたパートナーシップを強化!検証ラボ設立や共同研究で次世代通信網実現へ

ソフトバンクと富士通、AI-RANの実用化に向けたパートナーシップを強化!検証ラボ設立や共同研究で次世代通信網実現へ



ソフトバンクと富士通は、次世代モバイルネットワーク技術であるAI-RANの実用化に向け、パートナーシップを強化することを発表しました。両社は、2024年10月よりソフトバンクが実施しているAI-RANの屋外実証実験において協力しており、その成果を踏まえ、さらなる実用化に向けて連携を深めます。

今回のパートナーシップ強化では、以下の取り組みが予定されています。

1. 検証ラボの設立

AI-RANの実用化を加速させるため、富士通の拠点がある米国テキサス州ダラスに共同で検証ラボを設立します。このラボでは、AI-RANを構成するハードウェア、ソフトウェア、アプリケーションの検証を行うとともに、新たなビジネスモデルの創出を目指します。また、AI-RANに関する理解を深め、エコシステムの拡大を図ることで、グローバル市場におけるAI-RANの実用化を推進していきます。

2. vRANソフトウエアの研究開発

AIを活用することでRANの性能を最大限に引き出すためのvRANソフトウエアの共同研究開発を行います。屋外実証実験で得られた知見を基に、実環境における通信性能を向上させるためのソフトウエア開発とその実証に取り組みます。

両社は、AI-RANの実用化によって、モバイルインフラの投資効率を大幅に向上させ、移動時や混雑時でも快適な通信環境を提供することを目指しています。さらに、リアルタイムでの応答や解析を可能にすることで、新たなサービスの創出や社会・産業全体のイノベーションを促進していく考えです。

AI-RANとは?



AI-RANは、AIとRAN(無線アクセスネットワーク)を融合させた次世代のモバイルネットワーク技術です。従来のRANでは、人間の経験に基づいた設定や運用が中心でしたが、AI-RANでは、AIを活用することで、ネットワークの最適化や自動化、性能向上を図ります。

パートナーシップによる期待



ソフトバンクと富士通は、今回のパートナーシップを通じて、AI-RANの実用化を加速させ、より高品質で効率的なモバイルネットワークを構築していくことを目指しています。両社の技術力とノウハウを結集することで、ユーザーにとってより快適な通信環境を実現し、社会全体のデジタル化を推進していくことが期待されています。


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会社情報

会社名
富士通株式会社
住所
神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1
電話番号

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