新たなスタートを切った「きんゆう女子」
株式会社きんゆう女子が新たな経営体制を整え、これまでの活動を進化させることが発表されました。本社は東京都中央区に位置し、経営陣には創業者の鈴木万梨子さんが取締役会長に、佐伯春菜さんが代表取締役副会長に、そして馬渕友理さんが新たに代表取締役社長として就任しています。これにより、
代表的な女性経営者たちが結集し、金融を通じてより多くの女性の自立を後押しする体制が整ったと言えるでしょう。
「きんゆう女子」とは
「きんゆう女子」は、2016年に金融街として知られる東京の兜町・茅場町で設立されました。主に20~30代の女性を対象としたコミュニティであり、金融や経済に対する理解を深めるためのイベントや勉強会を行っています。本コミュニティは家計管理から世界経済、さらにはフィンテックやライフスタイルに至るまで、様々なテーマを取り扱っています。
現在、会員数は3,387名を超え、金融機関や政府機関からも注目を集めるようになりました。
新たな社会的潮流との呼応
最近の社会情勢の中で、情報が溢れる中で正確で信頼性のある情報へアクセスが難しくなっています。事務局には、勉強会の内容を広めてほしいとの声も寄せられ、他のコミュニティから金融教育事業者としての役割を求められることも増えています。特に、新NISAの導入により、金融市場における個人投資家の年齢層が下がる中で、女性経済人の増加が求められています。
この流れを受けて、「きんゆう女子」では個人投資家向けのIR支援業務や、経済教育事業に本格的に取り組む姿勢を打ち出しました。
今後の具体的な展望
新たな経営陣は、これまでの知識とコミュニティ文化を基に、女性の金融リテラシー向上のための活動をさらに強化することを目的としています。また、上場企業に対して女性投資家向けのIR活動を結びつけることで、女性が安心して資産形成を考えられる環境を作り上げる計画も進行中です。
これまで10年間の活動を通じて得た経験や3,300名以上のメンバーの声から、独自の金銭教育コンテンツを開発し、更なるサービス向上を図る方針です。
経営陣からのコメント
新しく代表に就任した馬渕友理さんは、金融の分野において自らが未経験であることを背景に、20代女性の代表として金融教育の必要性を訴えかけています。「きんゆう女子」という名称には、金融という難しいテーマを親しみやすく表現したいという思いが込められています。一方、新副会長に就任した佐伯春菜さんは、きんゆう女子が多くの女性にとっての頼れる存在となることを目指しています。創業者の鈴木万梨子さんは、皆に愛され続けているコミュニティを新しいステージへと導く決意を語っているのが印象的です。
会社概要
- - 会社名:株式会社きんゆう女子
- - 代表者:代表取締役 馬渕友理
- - 本社:東京都中央区茅場町1-5-8
- - 設立:2025年3月10日
- - 事業内容:金融経済教育事業、IR/PR支援事業
- - URL:https://kinyu-joshi.jp/
「きんゆう女子」は、若者と女性たちが経済を学び、より豊かな未来を創造する場として、今後もその活動を続けていきます。