日台スタートアップ連携
2025-07-07 14:30:04

台湾と日本のスタートアップを繋ぐ新たな協力関係が誕生

台湾と日本、スタートアップ界での新たなシナジー



株式会社髙木ビル(TAKAGIグループ)が、台湾のスタートアップコミュニティを支援する官民共同プロジェクト「Startup Island TAIWAN」と包括連携協定を締結しました。これにより、両国のスタートアップエコシステムの強化が期待され、これまで以上に地域の活性化や新しいビジネスチャンスが生まれることが見込まれています。

TAKAGIグループは、不動産の新しい価値を生み出すための「ライフクリエーションブランド」である「BIRTH(バース)」を推進。東京・麻布十番にあるコワーキングスペース「BIRTH LAB / WORK」を拠点に、さまざまな業種の人々が集まり、積極的な交流と共創が行われています。このように、物理的な空間を通じて起業家支援の活動を強化し、特にIT・クリエイティブ領域においても多くの新たな挑戦が行われています。

コロナ禍を経た共同プロジェクト



コロナ禍の影響を受けた飲食業界との協業や、人々が集う場の創出を目指した複合プロジェクト「SALON 91°(サロン・ナインティワン)」もその一環です。これにより不動産業にとどまらず、新しい価値の創出を追求する姿勢が顕著に現れています。TAKAGIグループは、台湾と日本の相互関係強化を目指しており、今回の協定がその実現に向けた重要な一歩となります。

Startup Island TAIWANの概要



「Startup Island TAIWAN」は、台湾の国家発展委員会(NDC)によって設立されたスタートアップ支援プログラムです。台湾国内では、スタートアップのパートナーとして大規模なイベントや活動をサポートし、海外に対しては台湾のイノベーションを広めることが目指されています。TAKAGIグループとの連携により、日本市場への進出を狙う台湾のスタートアップ企業にとって、非常に有意義な支援が期待されます。

コメント



Everiii & Partners International Co. LtdのマネージングディレクターであるAmanda Liu氏は、協定締結の意義を強調しました。「日本市場へのアクセスを持つことで、台湾のスタートアップは新たな成長の機会を得ることができる」と語り、このパートナーシップが双方にとってのウィンウィンの関係づくりへの第一歩であることを示しました。

TAKAGIグループの代表取締役、髙木秀邦氏も、本協定を非常に喜ばしく思っており、両国のスタートアップ同士が互いに学び合うことで、新たな価値創造が生まれることに期待を寄せています。「人々が集まる空間を提供するだけでなく、起業家同士の交流を深めることで、より良いビジネス環境を構築していきたい」と語りました。

不動産業界の新たな試み



TAKAGIグループは、1961年に創業以来、オフィスビルの建設・管理をてがけてきましたが、時代の変化に応じてその価値も進化させています。今、彼らはただの不動産業者ではなく、コミュニティ創出者としての役割を担うことに力を入れています。「For 'Stand by me.'」を掲げ、人のライフスタイルに寄り添い続ける姿勢が企業の哲学となっています。

「BIRTH事業」では、地方の活性化を目指す官民連携にも取り組み、社会貢献を重視しています。今回の協定によって、日台双方のスタートアップが互いに成長できる環境がさらに整っていくことでしょう。日本と台湾の新しいビジネスの可能性が広がり、未来に向けての大きな一歩が踏み出されました。


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会社情報

会社名
株式会社髙木ビル
住所
西新橋一丁目7番2号
電話番号
03-3595-1221

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