有隣堂ビジネスソリューションフェア開催報告
株式会社有隣堂は、2024年2月20日と21日の2日間にわたり、「YURINDO BUSINESS SOLUTION FAIR」をオンラインで開催しました。本年度のテーマは「企業が成長するための新しいカタチ ~ 人財を活かした成長戦略 ~」。参加者は約280人に及び、業界のさまざまな専門家から貴重な知見を得ることができました。
このフェアは、2020年から続くもので、企業が直面する課題を解決するための手助けを目的としています。また、2024年の顧客満足度調査で人材に関する関心が高まっていることがわかり、このテーマが選ばれました。多様な人材と働き方が求められる中、人的資本経営が企業の成長にどのように寄与するのかが考察されました。
では、フェアで取り上げられたセミナーの詳細を見てみましょう。
セミナー内容
講師:有隣堂 社長室デジタルクリエイティブチーム 阿部綾奈
このセミナーでは、YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」の制作背景が話され、企業文化にフィットする組織作りの重要性が強調されました。
講師:株式会社OKAN 荒川健氏
離職を防ぐための分析手法が紹介され、具体的な成功事例も振り返りました。この分析を通じて、企業は人材をどのように確保し、育成するかの参考となります。
講師:NIコンサルティング 庵原凌氏
人口減少や市場縮小に打ち勝つためのデジタル活用法が提案され、具体的な活用例が共有されました。
講師:ラグランジュサポート 木下文彦氏
人材の多様性を活用するオフィスレイアウトのポイントが紹介されました。
講師:株式会社アイル 西谷寿氏
「令和時代に求められる業務システム」の成功事例と構築ポイントについて詳しく説明されました。
講師:社会保険労務士法人workup 内野光明氏
法改正が実務に与える影響や、その対策方法について深堀りされ、特に人事労務担当者から盛況の声が届きました。
講師:キヤノンマーケティングジャパン 北野晃司氏
デジタルトランスフォーメーション成功の鍵となる人材育成のステップが提案されました。
参加者の声
セミナーの終了後、参加者からは多様な声が寄せられました。特に人気が高かったのは、内野氏による育児介護休業法の解説で、法改正に対する関心の高さが反映されています。参加者は新たな知識を得るとともに、実務の悩みを解消するヒントを見つけていました。
- - 「離職分析について具体的な方法を知ることができた」
- - 「従業員の満足度向上に向けたアクションの事例が参考になった」
- - 「DX人材の育成ポイントが非常に興味深かった」
アンケート結果をもとに、今後もよりきめ細かなサービスの提供に努めていく方針です。
今後の展開
有隣堂は、今回のフィードバックを基にさらなるサービス向上を目指し、顧客の課題解決に寄与するビジネスソリューションの提案を続けていく予定です。 首都圏の企業へ、トータルな業務支援を通じて地域の発展に寄与することにも尽力します。
有隣堂のビジョン
1909年に横浜市で書店として創業した有隣堂は、今日まで多くの企業を支援してきました。業務効率化や人的資本の高め方、オフィスの形を見つめ直し、全てをトータルで提供し、地域や顧客のニーズに応えてまいります。これからも有隣堂は顧客の最良のパートナーとして、変化し続けるビジネスの世界に対応していくことでしょう。