子ども向け自己表現力ワーク『なかよしのれんしゅうちょう』
2025年9月22日、株式会社Gakkenが新たに発売する
『なかよしのれんしゅうちょう 自分も友だちも大切にする「人間力」の第一歩』は、パフォーマンス心理学の権威、佐藤綾子先生が監修した子ども向けのワークブックです。この本は、自己表現力を高めることを目的として、子どもたちに心の成長を促す内容が詰まっています。
キッズPQの意義
佐藤先生の研究によると、「PQ(パフォーマンス指数)」は子どもたちの「良い友だちづきあい」や「自己肯定感」に大きく影響します。現代社会では、IQやEQだけでなく、自己表現力が求められる時代です。この新しい教育プログラム「キッズPQ」を通じ、自己表現力を育てることが重要です。彼女の教えに従い、感情を大切にしながらも、自己表現力を身につけることで、自他の関係性を深め、より良い人間関係を築く力を育てましょう。
「キッズPQチャレンジ」で学ぶ
このワークブックには、全国の幼稚園や保育園の先生方が提案する15問の「キッズPQチャレンジ」が収録されています。物語を通じて、子どもたちは自分が主人公になったつもりで、相手の気持ちを考える力を身につけます。例えば、場面設定として「うさぎさんの物語」が用意されており、子どもたちは主人公になりきって、自分の行動が他者にどう影響するかを考える訓練をします。
物語の後には、「あ」「い」「う」「え」の4つの選択肢が示され、どの行動がどんな感情を引き起こすかが説明されます。この方法により、選択した行動が「自分優位」か「他者優位」かを把握でき、さらなるアドバイスにつながるのです。
多彩な学びの構成
このワークブックは4つの章に分かれており、子どもたちは日常生活に必要な様々なテーマを学んでいきます。具体的には、第一印象の大切さや礼儀、自分の気持ちを大事にする力、そして相手の話をしっかり聞く力などが鍛えられます。また、集団での協調性やふるまいも学ぶことができ、将来的に役立つ力を育成します。
楽しさと成長が融合する解説ミニブック
巻末には、8枚のミシン目入りの紙がついており、自分で『キッズPQなかよしブック』を作ることができるコーナーも。子どもたちが楽しみながら学べる仕組みが整っています。
心の力を育むために
本書を通じて子どもたちは、自分の気持ちを言葉で伝える力、他人の気持ちを想像する力、トラブルを乗り越える力、良い言動を選び取る力など、将来に役立つ力を養います。幼少期に鍛えたスキルは、学びや人間関係を豊かにし、何よりも社会で自分を輝かせる基盤を作るのです。
まとめ
『なかよしのれんしゅうちょう』は、佐藤綾子先生の教えをもとに、子どもたちが自分も友だちも大切にする人間力を育てるための一歩を提供します。心の力を育むために、このワークブックをぜひ手に取ってみてください。