海近住民勉強会
2025-03-07 21:19:37

明和町で「人と海の関わり」を考える勉強会を開催

明和町で開催される勉強会のご紹介



三重県明和町では、地域の人々に「人と海の関わり」を再認識してもらうための勉強会が開催されます。このイベントは、一般社団法人明和観光商社と町長の下村由美子氏が連携して推進する持続可能な観光地域づくりの一環として行われるものです。勉強会のハイライトは、大淀ビーチクリーンが取り組む「海近住民勉強会」で、3月9日(日)に実施されます。

目的と背景



このイベントの主な目的は、海洋ゴミ問題に対する理解を深め、環境保全への意識を向上させることです。会場となる大淀西海岸のムーンビーチキャンプ場では、まずビーチクリーン活動が行われ、その後、パネルディスカッションを通じて専門家と地域住民が「人と海との関わり」を考える機会を提供します。

海洋ゴミの現状は深刻であり、2050年までに海のプラスチックごみの量が魚を上回る可能性さえ指摘されています。実際、伊勢湾においても、三重県、愛知県、岐阜県が共同で海洋ゴミ対策に取り組んでいます。特に、若い世代の海洋ゴミ問題への認知度が低いことが課題です。今回の勉強会では、参加者が積極的に環境問題について考えるきっかけとなることを目指しています。

イベントの詳細



勉強会概要



  • - 日程: 令和7年3月9日(日)
  • - 時間: 9:00〜11:30
  • - 会場: 大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場
  • - 定員: 30人

イベント内容


1. ビーチクリーン活動
2. パネルディスカッション
- 参加者:
- NELCrew理事長 坂本竜彦氏
- NELCrew代表理事 松本愛莉氏
- 大淀ビーチクリーン代表 土屋恭典氏
- ムーンビーチキャンプ場オーナー 土屋秀幸氏
3. ワークショップ
- 集めた海ごみで「OIZU」のモニュメントを制作

このイベントを通じて、地域住民の環境保全への意識を高め、新しい参加者の増加を狙います。また、大淀地域の持続可能な観光地としての魅力を発信し、多くの人々が訪れるきっかけが生まれることを期待しています。

持続可能な観光の重要性



地域における持続可能な観光とは、訪問者と地域住民の双方にとって恩恵をもたらすことです。明和町では、住民が主体となって地域活動を行い、伝統行事の継承や地域活性化を図っている努力が見られます。これらの取り組みは、地域内外の人々に愛され続ける町づくりを実現するための基本とされています。明和観光商社は、神宮ゲートウェイプロジェクトを通じ、観光客の誘致や地域の文化資源の保全に力を入れています。

まとめ



「人と海の関わり」をテーマにした今回の勉強会は、単なる清掃活動にとどまらず、地域住民が海洋問題を考える場として重要な役割を担います。海と人とのつながりを見つめ直し、次世代に提示する持続可能な地域へ向けた第一歩として、ぜひとも多くの参加をお待ちしています。


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会社情報

会社名
一般社団法人明和観光商社
住所
三重県多気郡明和町斎宮3039-2
電話番号
0596-67-6850

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