ミサワホームが8000人の新たな存在意義を定義
株式会社揚羽は、ミサワホーム株式会社のコーポレートブランディングプロジェクトを支援し、約8000人の従業員の新たな存在意義を定めることに成功しました。この取り組みは、持続可能な社会を目指すもので、全従業員が自分の仕事の意義を再認識し、企業全体の理念の浸透を図るものです。
経営環境の変化とブランド再構築の必要性
近年、ミサワホームは事業ポートフォリオの多様化や新たなグループへの参画といった経営環境の変化に直面しています。これにより従来のコーポレートスローガンがグループ全体を表現しきれなくなり、従業員間の一体感をどう醸成するかが大きな課題となっていました。そこで、全従業員が自社の理念を「自分ごと化」し、東京のミサワホームグループが一体となるためのブランド再構築が急務になったのです。
徹底した現状分析とデータ収集
株式会社揚羽は、まずは徹底した現状分析からプロジェクトを開始しました。過去60年にわたる社史や様々な資料を徹底的に調査し、ミサワホームが持つ企業属性の価値を「曼荼羅」としてビジュアル化。経営層だけでなく、約8000人の全従業員を対象にしたアンケートやワークショップを実施し、意見を収集しました。これらの情報をもとに、「ブランド価値構造図」を作成し、従業員と共にパーパスを策定しました。
新しいパーパス「“HOME”に満ちあふれた世界をデザイン」
このプロジェクトの中で策定された新たな存在意義は「“HOME”に満ちあふれた世界をデザインする」というもの。これは、従業員の思いを束ねたものであり、企業の理念が自身の仕事として実感できるようになるための具体的なアクションプラン「Find My “HOME” project」も合わせて始めています。この取り組みを通じて、経営陣や従業員が自らの提供価値を明確にし、理念を浸透させ、連携を深めていくことが目指されています。
支援内容の詳細
本プロジェクトにおいて、株式会社揚羽が提供した支援内容は以下の通りです:
1.
ブランド価値の可視化:過去の資料や従業員の声をもとに、「ブランド価値構造図」を作成し、理念策定の議論の土台を構築。
2.
従業員参加型のパーパス策定:全従業員からの意見を基に企業理念を形成し、個々の歴史や文化を尊重した上で共通の存在意義を導出。
3.
理念浸透施策の実施:「Find My “HOME” project」を通じて、全グループに理念を浸透させ、社員の「自分ごと化」を促進する具体的施策を展開。
このプロジェクトはミサワホームグループ全体の価値を高めるものとして、今後の展開が期待されます。
ブランディング支援や相談のご案内
株式会社揚羽は、インナーブランディングからコーポレートブランディング、マーケティングコミュニケーション、人材採用やデジタルマーケティングまで、幅広い分野での支援を行っています。ブランディングやマーケティングに関する悩みがある方は、ぜひ次のフォームからお気軽にご連絡ください。⇒
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会社概要
- - 会社名:株式会社揚羽
- - 市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:9330)
- - 所在地:東京都中央区八丁堀2丁目12-7 ユニデンビル3F
- - 設立:2001年8月
- - 代表者:代表取締役社長 湊 剛宏
- - URL:https://www.ageha.tv/
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