写真家・嶌村吉祥丸、10年の軌跡を凝縮した初の写真集『what is good?』発売決定！渋谷PARCOで刊行記念展覧会も開催

写真家・アーティストとして国内外で活躍する嶌村吉祥丸氏が、10年間の活動の集大成ともいえる初の写真集『what is good?』を2024年9月25日に発売する。

本書は、嶌村氏がこれまで東京、パリ、ベルリン、モスクワ、ラオス、ニューヨーク、ポートランドなど世界各地を巡る中で出会った人々や風景を、独自の視点で捉えた約200点の写真を収録している。

「“good”とはなにか」という問いを胸に、世界を旅し、写真に収めてきた嶌村氏。写真集には、彼が写真に込めた思いや撮影の裏側が語られたエッセイも掲載されている。

「なぜわたしは、写真を撮るのだろうか。」

「わたしにとって写真は、
人やこの世界と対話するためのことば。

写真は、呼吸をすること。
正直、なぜその瞬間を撮ったのか、
説明ができないことや覚えてないことすらある。

しかしどの瞬間もきっと
わたしにとって“good”だったと思う。

それは絶対的でもあり、相対的でもある。
それは普遍的でもあり、個人的でもある。」

―嶌村吉祥丸

写真集の発売を記念して、渋谷PARCO B1F GALLERY X BY PARCOにて、2024年9月13日（金）から9月23日（月）までの期間、刊行記念展覧会が開催される。展覧会では、写真集の先行発売や収録作品の展示のほか、オリジナルグッズの販売も予定されている。

嶌村氏の活動は写真にとどまらず、東京・same galleyや京都・koenのディレクターとして企画・キュレーションを行うほか、「ラーメン吉祥丸」やフレグランスブランド「kibn」をプロデュースするなど、多岐にわたる。写真を通して人やもの、世界と対話するように活動する彼の、新たな一面に触れることができる写真集となっている。