岡山県鏡野町で母子手帳アプリ『かがみの☆すくすくアプリ』がスタート

岡山県鏡野町に母子手帳アプリ「かがみの☆すくすくアプリ」が登場！

岡山県鏡野町において、母子手帳アプリ『母子モ』が新たに導入されました。1月20日から始まったこのアプリは、町の名称を冠した『かがみの☆すくすくアプリ』として、妊産婦や子育て中の家庭に向けた支援を強化するものです。鏡野町は「人と緑の輝く里でみんなで育む未来」を基本理念とし、地域全体で保護者を支援する町づくりに力を入れています。

このアプリは、680以上の自治体で導入されている『母子モ』を基に、紙の母子健康手帳のデータを電子化し、こども家庭庁の目指す理念に先駆けて対応しています。アプリでは、予防接種のスケジュール管理や健診結果の記録、さらに地域のお知らせが手軽に取得できるため、子育て世帯にとって非常に便利なツールとなっています。クラウドにデータが保存されるため、災害時のデータ紛失にも強く、転居や機種変更でも引き続き使用することができます。

温かいサポート体制を整える鏡野町

鏡野町では「子育て世帯訪問支援事業」を通じて、妊産婦など支援を要する世帯に対して訪問支援を行い、家事や育児の支援を提供しています。これにより、忙しい子育て世帯が快適に生活できる環境を整えています。さらに、チャイルドシートやおむつの購入支援など、経済的な負担を軽減するための制度も充実しており、地域の親たちが安心して子育てできる基盤を築いています。

また、「こども家庭センター」の専門職による相談窓口も設置されており、妊娠中から育児期までの様々な悩みに対して専門的なサポートが受けられます。

地域密着型の便利なアプリで育児をサポート

『かがみの☆すくすくアプリ』は、スマートフォンやタブレット、PCでも簡単に利用できるため、いつでもどこでも育児に関する情報を手に入れることができます。アプリには、妊産婦や子どもの健康データの記録・管理、予防接種のスケジュール確認、さらには家族との情報共有機能など、多彩な機能が搭載されています。

また、育児日記として使用できる「できたよ記念日」機能では、成長の記録を写真やメッセージとともに残すことができ、成長の目安にもなります。さらに、災害時や感染症の流行時には、自治体からの重要なお知らせや健康に関するアドバイスをリアルタイムで受け取ることができるため、心強いサポートとなるでしょう。

町長からのメッセージ

鏡野町の親男町長は、「こども家庭センターを設置し、切れ目のない支援を目指しています。アプリでは、利用者のニーズに応じた情報を受け取りやすく、育児の記録も手軽に行えるようになっています。町民の皆さんには、子どもの成長を楽しみつつ、負担を軽減していただけることを願っています」とコメントしています。

このように、岡山県鏡野町は母子手帳アプリ『かがみの☆すくすくアプリ』を通じて、地域の子育て支援を一層強化し、安心して子育てができる環境を整えています。情報が一元化され、使いやすいこのアプリは、多様な子育て家庭にとって大きな助けとなることでしょう。町民たちがより良い未来を育んでいけるよう、地域全体でのサポートが進んでいくことを期待しています。