ブックオフとみんなの銀行が目指す新しい金融体験
ブックオフグループホールディングスの子会社、ブックオフコーポレーションと株式会社みんなの銀行は、「金融を活用した価値共創に関する基本合意書」を締結しました。この合意は、両社が協力し、新たな金融機能やサービスをリユース体験に活かしていくことを目的としています。
みんなの銀行の魅力とは?
みんなの銀行は、地域金融業界のリーダーであるふくおかフィナンシャルグループが設立した、デジタルバンクの先駆けです。2021年5月にサービスを開始し、スマートフォン完結の新しい銀行体験を提供しています。「みんなに価値あるつながりを」というミッションのもと、従来の銀行の枠を超えた活動を進めてもいます。FinTech企業や事業会社との連携を通じ、新しい金融体験の創造に挑み続けています。
ブックオフのリユース事業の展望
一方、ブックオフは全国に約800店舗を展開し、オンラインとオフラインで「モノを売る・買う・つなぐ」という体験を提供しています。ブックオフは、循環型社会の実現に貢献することを目指し、店頭でキャッシュレス買取などのサービスを強化し、顧客体験をより便利にしています。
この基本合意によって、ブックオフは「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」というミッションのもと、みんなの銀行の金融機能を活用し、新たなリユース体験の向上を目指しています。双方の顧客に対しても、より価値あるサービスを提供することを目指して進んでいきます。
将来的な展望
今後、詳細な連携内容に関しては随時お知らせする予定です。ブックオフは1990年に神奈川県の千代田店からスタートし、現在、約800店舗を展開しています。年間約8,800万人が利用し、売買点数は6億8千万点を超えています。
2025年までには、高級住宅地や百貨店へのプレミアムサービスを拡大する計画を持つブックオフは、アメリカ、マレーシア、カザフスタンでの海外事業にも注力しています。リユース業界のリーディングカンパニーとして、サステナブルな事業の推進に尽力する姿勢が見えます。
終わりに
ブックオフとみんなの銀行の新たな取り組みは、金融とリユースの新しい方向性を示すものです。これからの展開が楽しみであり、次世代の金融サービスに期待が高まります。