西松建設が「direct」で業務効率を向上
建設業界が直面する多くの課題に、デジタル技術が解決策を提供しています。特に西松建設株式会社(以下、西松建設)は最新の業務アプリ「direct」を活用することで、効率的なタスク管理とスケジュール共有を実現し、従業員一人当たり月60分の時間短縮を達成しました。
導入の背景
西松建設は1874年に設立され、長い歴史に裏打ちされた技術と経験を活かし、様々な建設プロジェクトに取り組んでいます。近年、同社は現場のデジタル化に力を入れ、2023年4月にデジタル技術革新部 スマート現場推進課を設立しました。この新部門は、現場での業務効率を向上させるため、改革を進めています。
現場スタッフから得た声の中で、特に目立った課題は「メンバーのタスク進捗状況が把握できない」ことと「協力会社とのスケジュール共有が非効率」であることでした。これらの問題を解決するために、「direct」と連携した「direct Apps」のタスク機能とスケジュール機能が導入されました。
「direct Apps」の効果
西松建設では、導入後すぐに「direct Apps」を利用することで、タスクやスケジュールの進捗を一目で確認できるようになり、組織全体の情報共有に貢献しました。具体的には、各メンバーが自分のタスクの状況を把握できるようになり、遅れている作業に対しても迅速にフォローできる体制が整いました。これにより、組織の一体感も向上したと高く評価されています。
スケジュール機能の導入によっては、月60分程度の時間短縮が可能に。従来の紙やホワイトボードでの管理から脱却し、デジタルな共有の効率化を実現したのです。これにより、従業員はより戦略的な業務に注力できるようになりました。
具体的な成果
- タスクの進捗状況が把握できていなかった。
- 協力会社へのスケジュール共有が非効率的だった。
- 組織としてのタスク管理が可能に。
- 人員や資材のスケジュールが協力会社と共有可能に。
- 各自のタスク状況が可視化され、スムーズな進捗管理が実現。
- スケジュール機能の活用で、月60分の作業時間短縮ができる。
現場向けコミュニケーションツール「direct」
「direct」は現場作業に特化したコミュニケーションツールで、その機能は多岐にわたります。文字情報だけでなく、写真や図面の共有が可能で、緊急時の連絡手段としても機能します。すでに5,500社以上の企業が導入しており、建設業界を中心に広がっています。
西松建設の今後の展望
西松建設は、今後も「direct」を活用し、デジタル化を進めることでさらなる業務効率化を図っていく方針です。業界全体がデジタルにシフトしていく中で、先駆けとなることで、より快適で安全な社会基盤の整備に貢献していくことが期待されています。
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