保存食としての革命！低糖質パン『LOWCABOU』の誕生秘話

健康を考えた低糖質パンの開発

「みんなのパン」が10年の歳月をかけて誕生させた『LOWCABOU』。これは、世界初と言われる低糖質のパン保存食であり、一般的なパンとは一線を画しています。
主材料には小麦粉ではなく、小麦ふすまと大豆粉を使用しています。小麦ふすまは糖質が低めで食物繊維が豊富であり、大豆粉はたんぱく質が豊かで、必要な栄養素が詰まっています。これにより、健康を気にする方にぴったりの選択肢となっています。

東日本大震災がきっかけとなって

2011年、東日本大震災をきっかけに『LOWCABOU』の開発が始まりました。多くの避難者が限られた食事の中で、糖尿病やその他の病気に配慮した食品がないことを痛感しました。「みんなのパン」は健康に気を使うすべての人々に、安心して美味しい食事を提供したいとの理念から、このプロジェクトに取り組み始めました。

砂糖不使用での長期保存技術

保存性を高めるためには、カビや細菌の繁殖を抑制することが必要です。通常の保存食は砂糖を加えることで長持ちさせますが、みんなのパンでは砂糖を使用せず、長期保存を実現しました。様々な実験を繰り返す中で、水分管理が重要であることを発見し、何百通りものレシピを調整しました。その結果、保存性と風味を兼ね備えたパンが完成しました。

自然災害への備えも考慮

缶詰化された『LOWCABOU』は、全国の病院や自治体、企業に提供され、自然災害への備蓄品としても活用されます。また、家庭用の真空個包装商品も展開され、旅行や緊急時のスナックとしても便利です。

持続可能な食生活を推進

「みんなのパン」の取り組みは、単なる商品開発に留まりません。健康に配慮した食生活を求める人々にとって、選択肢が広がることが重要です。『LOWCABOU』は、ただの保存食ではなく、健康を重視する皆様へのメッセージといえるでしょう。

「みんなのパン」では、LOWCABOUの美味しさを存分に楽しんでもらうため、さまざまなレシピ提案も行っています。これからも、この商品を通じて人々の健康をサポートし続ける所存です。