日本ナレッジ株式会社とブイキューブが連携
日本ナレッジ株式会社が、株式会社ブイキューブが提供する新しい負荷テストサービス「ピークキューブ」の導入を発表しました。このサービスは、実際のブラウザを用いてリアルなユーザー操作を再現し、システムへの負荷を詳細に測定することが可能です。通常の負荷テストでは、APIベースのリクエストが中心でしたが、ピークキューブによって、より高精度な性能評価が実現しました。
ピークキューブサービスの特徴
ピークキューブは、従来のテスト手法では捕捉しきれないパフォーマンスの課題を明確化するために設計されています。このサービスを利用することで、ログインや検索、ボタン操作、多重アクセス、さらには動画再生などの実際のユーザー操作を真似た負荷テストが行え、リアルな環境下での評価が可能となります。これにより、大規模なシステムやサービスに対して、短時間での大量アクセスに耐える設計が求められる現代では、より効果的な対策を講じることが可能です。
日本ナレッジは、この新しいサービスを通して、エンドユーザーに対するテスト計画から設計、実施報告書の作成まで、トータルなソリューションを提供します。ISO/IEC/IEEE 29119に基づく厳格なテストプロセスを用い、ソフトウェアの品質向上に寄与します。
大規模システムのニーズに応える
近年、官公庁や金融機関、さまざまなクラウドサービスが急速に増加しています。これに伴い、システムが多くのトラフィックを処理できるかどうかは、サービスの運用において重要なポイントとなっています。ピークキューブでは、これらのニーズに応えるべく、高負荷時のリスクを早期に発見し、リリース後のトラブルを未然に防ぐことが期待されます。また、開発コスト削減にも大きく寄与することが可能です。
会社概要
株式会社ブイキューブ
ブイキューブは、1998年に設立されたビジュアルコミュニケーションのリーディングカンパニーです。「Evenな社会の実現」を使命に掲げ、教育や医療の格差解消に貢献しています。顧客に対して、時代に応じたコミュニケーションサービスを提供し続けています。
日本ナレッジ株式会社
日本ナレッジは、1985年設立以来、ソフトウェア開発と検証に特化した企業で、テスト計画から実行、報告までを包括的にサポート。特に、急速に進むデジタルトランスフォーメーション(DX)に重点を置き、「安心・安全なICT社会の実現」に向けて活動しています。
まとめ
日本ナレッジとブイキューブが手を組み、リアルな負荷テストを実現する「ピークキューブ」は、システム開発・運用に革新をもたらすサービスです。このサービスにより、ユーザーの実際の動作を分析することで、より高精度なシステム評価が可能となります。今後の展開が期待されます。