スマートソサエティの実現に向けた新たな一歩
2025年4月24日、株式会社アイネット(東証プライム:コード番号9600)は、IoT技術を駆使して快適で安全な社会を目指す株式会社ハウディとの資本業務提携を正式に発表しました。この提携により、両社はスマートソサエティの実現に向けた新しいビジネスモデルを構築することを目指します。
提携の背景と目的
ハウディは、ハードウェアとソフトウェアの開発技術を駆使し、スマートソサエティに関する様々なシステムの企画から販売、運営、管理までを手がけています。特に、次世代型EMS「Familia」や、障害のある方にも配慮したスマートフォン連携自動ドア「ミライロドア」を開発し、その技術をもって持続可能な社会の実現を目指しています。
アイネットは、前回2年前からハウディと協力関係を構築し、大規模インドアスポーツ施設への「Familia」の導入を成功させました。このプロジェクトにおいては、換気扇の制御を最適化することで電気代の削減を実現し、利用者の快適性を保ちつつ省エネルギーを達成しました。
今回の提携によって、両社はIoT技術の開発とクラウドビジネスの拡大を目指します。
新しいサービスの創出
提携の主な取り組みとして、以下の3つのポイントが挙げられます:
1. アイネットのデータセンターで集約・分析される大量のデータを使用し、エネルギーやヘルスケアといった分野でのニーズに応える新しいサービスの提案。
2. アイネットの高度なデータ管理技術とハウディのIoT技術を融合させて、安全かつ信頼性の高いプラットフォームを構築。
3. 両社の知識や技術を結集し、革新的なサービスやソリューションを生み出しながら、事業の拡大に向けた体制構築。
株式会社ハウディの代表取締役社長、浅田風太氏は「AI時代に向けた重要な一手であり、蓄積されるデータは社会変革の原動力となる」と語ります。その上で、両社の技術を融合させて「Japan Quality」のデータ基盤を構築することで、多様な分野での革新的なサービス創出を目指すと強調しています。
一方、株式会社アイネットの代表取締役社長、佐伯友道氏も「ハウディとの提携は非常に意義深く、スマートソサエティの実現に向けて両社の強みを活かせる」と述べ、期待感を示しました。
企業概要
株式会社ハウディ
- - 本社所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-4-2
- - 事業内容:スマートソサエティに関するシステムの企画、開発、制作、販売、運営及び管理
- - 公式サイト:https://haudi.jp/
株式会社アイネット
新たな連携により、今後どのような革新が生まれるのか。双方の企業の動きに今後も注目が集まります。