デジタルで広がる博物館体験
文化体験は人々にとって重要ですが、物理的な障壁があると訪問が難しくなることがよくあります。そんな中、株式会社Revolution of Kittenが提供するデジタルツアープラットフォーム『Virtual Traveler』が、全世界の博物館をデジタルで訪れる新たな体験を実現しました。これにより、身体的な制約や距離、時間、経済的な理由から博物館を訪れることができなかった人々が、自宅や学校、福祉施設などから手軽に文化体験にアクセスできるようになります。
Virtual Travelerの特徴
『Virtual Traveler』はデジタルツイン技術を用いて、博物館や文化施設の空間を高精細な3Dでリアルに再現しています。これにより、単なる映像視聴にとどまらず、実際にその場所を巡るかのような没入感のある体験を提供します。利用者はセルフ、グループ、ホストの各モードで楽しめるほか、ライブガイドや動画、音声、クイズなどの機能も搭載しています。そのため、オンラインでもまるで博物館にいるかのような感覚を得ることができます。
利用者と博物館双方の利点
このプラットフォームは、来館者にとっての利便性向上だけでなく、博物館にとっても新たな収益機会を生み出すことが期待されています。『Virtual Traveler』は24時間365日稼働し、多言語対応とデジタルチケット販売を行っています。これにより、物理的な来館者数に依存しない収益モデルの構築を支援し、さらにデジタル体験を通じて「実際に行ってみたい」と感じる利用者を増やす効果も見込まれています。
株式会社Revolution of Kittenの代表取締役CEO、近藤幸一氏は、「私たちは、移動や距離の制約によって文化体験を諦める人がいない世界を目指してきました。『Virtual Traveler』は、博物館に新たな収益と顧客接点をもたらし、利用者に世界中の知と感動への入口を提供します。“だれもがアクセスできる文化体験”を新しい常識にしていきます。」と語っています。
ルーブル博物館館長のコメント
博物館の提携先として名を連ねるルーブル博物館の館長も、「『Virtual Traveler』との提携は、私たちの芸術と歴史をより多くの人々に届ける新しい文化戦略です。デジタル来館者の拡大は新たな収益を生み出しており、オンラインを通じて接点を持てなかった層にもルーヴルの魅力を届けてくれています。オンライン体験を通じて来館意欲が高まることも期待されていて、デジタルとリアルは相互に価値を高め合う関係です。」と話しています。
さらなる展開
『Virtual Traveler』は、特許取得済みのバーチャル空間共有・ガイド技術を基に、3Dナビゲーションの同期や決済・販売機能を統合した独自のプラットフォームで展開されています。今後も世界各地の博物館や美術館との連携を強化し、文化体験へのアクセス拡大と新たな収益機会の創出を進めていく予定です。この新しいデジタルミュージアム体験が、観覧者にどれほどの感動を提供するのか、今後の展開に期待が高まります。