JTB総合研究所と東急リバブルの業務提携
2024年12月13日、株式会社JTB総合研究所(JTB総研)と東急リバブル株式会社が不動産マーケット調査に関する業務提携を締結しました。両社は2025年2月3日から、ホテル業界に特化した調査レポートの提供を開始します。
提携の背景と目的
JTB総研は、旅行やツーリズムの価値を超えた「交流の促進」と、豊かな地域づくりを目指しています。観光インフラの充実、特に宿泊施設の発展は、観光まちづくりにおいて重要なテーマとなっています。これに対し、東急リバブルは法人や投資家向けに宿泊施設の開発や売買をサポートする専任チームを設け、インバウンド需要の増加に注力しています。この提携を通じて、JTB総研の観光産業に関する知見と、東急リバブルの不動産市場に関する専門性を融合させることで、宿泊施設の開発に関わる事業者を支援する新たなサービスを提供することが目指されています。
本サービスの内容
今後提供される調査サービスでは、両社が持つ様々なデータを活用して、宿泊施設の開発、売買、出店に対する具体的な情報を提供します。これにより、クライアントの事業計画をより説得力のあるものにし、客観的なエビデンスを提供することで、地域特性や観光資源にふさわしい宿泊施設の創出を促進します。
JTB総研の強み
- - 観光産業に特化したシンクタンクとしての知見
- - ホテルや旅館との実績に基づく豊富なデータとコンサルティング力
- - 旅行者マーケットに関する情報を活用した観光地の分析
- - 自治体や観光地域づくり法人への調査、コンサルティング実績
東急リバブルの強み
- - 不動産市場全般にわたる幅広い知見とコンサルティング
- - 年間35,000件を超える売買仲介実績に基づく市場動向分析
- - ホテルアセット専門チームのネットワークを活用した提案力
地域活性化への貢献
本業務提携によって、両社は宿泊施設の充実を図ることで、地域の振興や観光まちづくりに貢献していきます。宿泊施設のニーズに応じた適切な開発を進め、地域の魅力を高めながら、交流を促進します。
会社概要
JTB総合研究所は、旅行や観光を通じて地域社会を活性化するための調査・コンサルティングを法人向けに展開する企業です。(
JTB総合研究所の公式サイト)
東急リバブルは、地域活性化に向けた不動産投資促進を掲げ、日本全国で総合的な不動産サービスを提供しています。(
東急リバブルの公式サイト)
この提携により、宿泊施設の発展と観光業の振興が新たなステージへと進化することが期待されています。