新しい福岡の観光体験「ふくおかあそび」を紹介するイベント開催

福岡県で新たな観光プロジェクトとして注目を集めている「ふくおかあそび」。このプロジェクトは、福岡県内の魅力をテーマごとに楽しむことを目的として、6つのエリアを設定しています。この度開催されたイベントには、約20名の参加者が集まり、福岡県の魅力を満喫しました。

イベントでは、6つの観光エリアの紹介が行われ、参加者はそれぞれのエリアで何が楽しめるのかを知ることができました。特に県産の新鮮な海の幸や山の幸をふんだんに使用した旬のコース料理が提供され、味覚でも福岡の魅力を体感しました。

一つ目のエリアは「日田彦山線 BRT ひこぼしライン沿線エリア」。ここはものづくりと修験の文化が色濃く残る地域で、自然に囲まれた美しい風景が楽しめます。二つ目は「筑前玄海エリア」。こちらは福岡で有名なイカの産地で、新鮮で美味しいイカ料理が堪能できます。

続いて、八女・筑後・広川エリアでは、クラフトに触れる体験ができ、大変人気のエリアです。久留米・うきは・朝倉エリアではヘルス＆ビューティの体験が用意されており、心身ともにリフレッシュできる内容となっています。また、「京築エリア」は神楽の里として知られ、地域の芸能や文化に触れることができます。最後のエリア「飯塚・嘉麻・桂川エリア」では、地域のエネルギー資源や文化に関する情報が発信されており、訪れる価値があるエリアです。

特に印象的だったのは、福岡県八女市矢部村の茶農園「茶寮千代乃園」による八女茶の試飲体験です。煎茶の氷温抽出や和紅茶などを参加者が試飲し、その繊細な味わいに感動していました。大学生活に活気を与えるこの体験は、参加者にとって特別な瞬間となったことでしょう。

また、福岡県大川市の「仁田原建具製作所」では、大川組子の製作体験も行われました。伝統的な組子技術を用いて、美しい作品を完成させることで、参加者からは「初めてだが楽しい」、「またやってみたい」との声が寄せられ、大変好評でした。

参加者からは「福岡の知らなかった魅力を知ることができた」、「大川組子の体験は貴重だった」といった感想があり、イベントは大盛況のうちに終了しました。今後も福岡県は、このようなイベントを通じて、各エリアの特徴をもっと知ってもらうための情報を発信し続ける予定です。

福岡の自然、歴史、文化、そしておいしい食事を一体で味わえる「ふくおかあそび」。地域の魅力を再発見できる新たな観光スタイルとして、多くの人々を惹きつけることでしょう。ぜひ次回のイベントにも参加してその魅力を体験してみてください。