障がいのある子どもとその家族を特別招待！ドリームデイ2024の実施

2024年11月6日（水）、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで「ドリームデイ・アット・ザ・ズー 2024」が開催されます。この特別なイベントは、障がいのあるお子さまとそのご家族を招待し、心温まる楽しい時間を共に過ごすことを目的としています。昨年度も同様の取り組みが行われ、参加者からは大変好評をいただきました。

本イベントでは、株式会社ミライロと日本電気株式会社（NEC）が協力し、障がいのある方が安心して楽しめる工夫を凝らしています。特に注目したいのは、ミライロのデジタル障害者手帳「ミライロID」とNECの顔認証技術の導入です。これにより、来場者は面倒な入場手続きが省かれ、顔認証のみでスムーズな入場が実現します。

前回の実証結果からも、顔認証による本人確認が大幅にスピードアップされ、待ち時間が約1分から10〜15秒に短縮されました。この技術の導入によって、より多くのご家族が快適に過ごせるよう配慮されています。

さらに、当日はショップやレストランの決済も顔認証で行えるデモブースが用意されています。これにより、訪れる皆様が体験する「新しい快適さ」を実感できる機会となります。イベント全体を通じて、特性や属性を問わず、すべての人が楽しめる経験を提供することが目指されています。

ドリームデイの開催概要

- 日時: 2024年11月6日（水）午前10時00分〜午後5時00分　※ご招待者のみの貸切営業
- 会場: アドベンチャーワールド（和歌山県白浜町）
- 主催: 和歌山ドリデイ2024実行委員会
- 後援: 和歌山県、白浜町、田辺市、上富田町、など多数

当日は、様々なイベントやブースも展開されます。昨年度同様、アンプティサッカー体験やぬりえブース、ダンスパフォーマンス、eスポーツなど、多彩なプログラムが予定されています。また、イルカやクジラのパフォーマンス「マリンライブ『Smiles』」や、サファリワールドの動物たちとのふれあい体験も楽しめます。

この「ドリームデイ」は、1996年にオランダのロッテルダム動物園から始まった、障がいのあるお子さまとそのご家族のための国際的なプログラムであり、記念すべき開催の場としてふさわしいイベントです。世界中で展開される中、日本でも日中開催する形式に変更し、より多くの方にご参加いただけるよう工夫されています。

ミライロIDの紹介

ミライロIDは、障害者手帳を持つ方を対象にしたスマートフォンアプリです。ユーザーは、手帳の情報や求めるサポート内容などを登録し、公共機関や商業施設で本人確認の代替書類として使用できます。これにより、さまざまな割引や特典を受けられるほか、外部サービスとのAPI連携も進めています。

NECの顔認証技術

NECの顔認証システムは、世界的に高い認証精度を誇ります。これまで様々な施設やイベントに導入されおり、2025年からは大阪・関西万博でもその技術が用いられる予定です。今後も、障がいのある方々に対して、より良い体験を提供できるよう努めていきます。

このイベントを通じて、全ての人が共に理解し助け合って生きていける社会を推進していくことが、和歌山ドリデイ2024実行委員会の目指すゴールです。あなたもぜひ、この特別な一日に参加し、共に素晴らしい瞬間を共有してみませんか？