DoneruがeSportsを盛り上げる!
最近、eSportsプレイヤーやライブ配信者向けの拡張プラットフォーム「Doneru」が、East Venturesなどから資金を調達しました。Doneruは、配信者がTwitchやYouTubeなどのプラットフォームで、さまざまな配信オプションを活用できるサービスです。これは新規参入者にも安心感を提供し、視聴者とのインタラクションを深めることを目的としています。
Doneruの特徴
Doneruを使用することで、配信者は日本円での投げ銭が通常の半分以下の手数料で受け取れる利点があります。加えて、具体的なカスタム機能を提供し、配信コンテンツを一層充実させることが可能です。
また、ドネーションとは、視聴者が配信中にその配信者を応援する目的で行う「投げ銭」のことを指します。最近では、音声付きメッセージや面白いGIFアニメを使って視聴者の存在感をアピールするのがトレンドとなっています。特に、欧米や中韓市場においてはこの文化が確立されており、日本でも徐々に根付いてきています。
日本市場におけるドネーションの現状
日本におけるドネーション文化は、ネット上での金銭取引に対する抵抗感や決済システムの整備が遅れたことにより発展が遅れました。しかし、最近のStreamLabsのレポートによれば、2018年にはすでにeSports関連のドネーション流通が100億円を超えていると報告されています。さらに日本国内のライブ配信アプリにおける投げ銭市場も130億円を上回る見込みです。
プラットフォームの成長に向けて
Doneruの代表取締役である和智雄司氏は、日本のeSports市場はこれまで発展が遅れているとされてきたものの、「eSports元年」と呼ばれる2018年を越え、確実に成長していると述べています。eSports遊戯とライブ配信の相性が良く、リアルタイムでのゲーム体験を楽しめることが大きな魅力です。これに同社のサービスは大きく寄与することを目指しています。
今後の目標
今回の資金調達の目的は、Doneruの開発と運営体制を強化することで、2019年7月初旬に予定している正式リリースに向けてさらなるサービス設計と開発を進めることです。
会社概要
Doneruは、2018年4月に設立された企業で、東京都渋谷区を拠点にしています。eSportsやライブ配信関連のサービス開発に特化した会社であり、様々な新機能を今後展開していく予定です。
- - 会社名: Doneru株式会社
- - 代表者: 和智雄司
- - 設立日: 2018年4月10日
- - 資本金: 10,712,000円
- - URL: Doneru公式サイト
私たちは、Doneruが日本のeSports市場に新たな風を吹き込むことを期待しています。配信者と視聴者の距離が近づくプラットフォームとして、今後の展開に注目が集まります。