PBC治療薬契約締結
2026-05-29 11:38:13
科研製薬とギリアドが新たなPBC治療薬の販売契約を締結
科研製薬とギリアド、PBC治療薬の販売契約を締結
科研製薬株式会社(本社:東京都文京区)とギリアド・サイエンシズ株式会社(本社:東京都千代田区)は、原発性胆汁性胆管炎(PBC)治療薬セラデルパルの国内販売に関する契約を新たに締結しました。この契約は、PBC患者の未だ満たされていないニーズに応えるための重要なステップとなります。
PBCについて
原発性胆汁性胆管炎(PBC)は、胆管の慢性かつ進行性の自己免疫疾患であり、日本では約37,000人の患者がいます。女性に多く見られ、肝機能の低下を引き起こし、最悪の場合は肝移植が必要となることもあります。主な症状は、慢性的なかゆみと倦怠感であり、QOL(生活の質)に大きな影響を及ぼすことが知られています。
現在、PBCを完治させる治療法は存在せず、治療の目的は疾患の進行を抑えることと、関連症状の軽減です。セラデルパルは、まだ十分な治療法がないPBC患者に新たな選択肢を提供することを目指しています。
セラデルパルの特長
セラデルパルは、PPARδに選択的に作用する治療薬であり、肝疾患における重要な代謝や病態を調整する作用が期待されています。既に米国や欧州で販売されているこの薬剤は、プラセボに比べて生化学的な改善を示し、PBC患者にとって重要な治療選択肢となり得ると評価されています。
契約締結の意義
今回の契約締結について、科研製薬の堀内裕之社長は、「本契約は日本のPBC患者が直面するアンメットメディカルニーズに応えるための重要な前進です。科研製薬の市場知識と、ギリアドの専門性を活かし、迅速に患者に新たな治療選択肢を提供したい」と述べています。
ギリアド日本法人のアンドリュー・ヘクスター社長も、「PBC患者は現在も多くの治療の選択肢に対するアクセスが不足しています。この提携を通じて、患者さんの治療成果向上に貢献したい」とコメントしています。
パートナーシップの活用
この提携により、科研製薬とギリアドは日本市場においてセラデルパルを普及させるため、共同で取り組んでいくことになります。科研製薬が主導となり、適正使用の推進と科学的情報の提供を両社で連携します。これにより、PBCの理解向上と患者への支援を進め、医療従事者とも密な協力を図ることで、価値ある情報を提供していくことを目指します。
今後の展望
セラデルパルの日本での上市が進めば、PBC患者にとって新たな治療の選択肢が増えることが期待されます。そして、両社の連携を通して、PBCに対する認識が高まり、より多くの患者が適切な医療を受けられるようになることを願っています。科研製薬とギリアドのさらなる進展に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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ギリアド・サイエンシズ
- 住所
- 電話番号
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