Festoが食品業界向けに新しいドライブシステムを発表
フエスト株式会社(横浜市都筑区、代表取締役社長:成瀬浩章)は、日本国内で食品、医薬品、包装業界向けの新しい衛生仕様ドライブシステム「EPRF‑BS」ステンレス電動シリンダと「EMMH‑AS」ステンレスサーボモータの受注を開始しました。この新しいシステムは、2026年6月に開催される展示会『FOOMA JAPAN 2026』で国内初披露されます。
新たなドライブシステムの特長
新製品の「EPRF‑BS」と「EMMH‑AS」は、食品製造や包装工程における厳しい衛生基準に応えるために設計された製品です。それぞれ316Lステンレスのハウジングを使用し、IP69Kに準拠した防水構造、さらにはNSF-H1グリースを採用しています。このように、多様な環境に対応しながらも、製品の衛生性を保つ設計が特徴です。
衛生課題への対応
食品業界では、洗浄工程の強化により浸水や腐食、グリースの食品接触リスク、洗浄にかかる時間の増加が懸念されています。Festoの新たな製品は「洗浄に強い」「腐食しない」「食品に安全」「設置が自由」という四つの要点に則り、HACCP対応の設備構築を支援します。
ステンレス電動シリンダ「EPRF-BS」の機能
新型電動シリンダ「EPRF‑BS」は、以下の主な特長を備えています:
- - 294L ステンレスハウジングとIP69K防水により、高圧と高温の洗浄に対応。
- - 食品接触のリスクを低減するNSF-H1グリースを使用。
- - 最大12.5kNの高推力で、多様な負荷に対応可能。
- - 6種類の取付オプションが用意されており、設計の自由度も高い。ストロークは最大1000mmで、5つのサイズ展開があります。
主な仕様
- - サイズ:36 / 45 / 55 / 75 / 86
- - 最大推力:380〜12,500N
- - ストローク:25〜1000mm
- - 使用温度:-10〜60℃
ステンレスサーボモータ「EMMH-AS」の特長
同じく新たに開発された「EMMH‑AS」は、食品業界向けに特に配慮されたサーボモータです。主な特長は以下の通りです:
- - IP69Kに対応し、食品安全基準を満たす316Lステンレス製。
- - 同様にNSF-H1グリースを採用。シングルケーブル構造により配線を簡略化。
- - デジタル絶対位置測定システムにより、バッテリー不要で高い信頼性を維持。最大9,550rpmの高速回転が可能です。
サーボモータの主要仕様
- - サイズ:68 / 88 / 108 / 138(各サイズ2つの長さを選択可能)
- - 最大トルク:2.1〜59Nm
衛生仕様ドライブシステムの全体的な価値
「EPRF‑BS」と「EMMH‑AS」を組み合わせることで、アクチュエータ、モータ、サーボドライブが全て衛生仕様で統一され、食品製造ラインの複数の課題に対応します。圧倒的な運用効率の向上、異物混入のリスク低減、定期的なメンテナンスの容易さにより、HACCP対応設備の構築が円滑に進むことが期待されています。
FOOMA JAPAN 2026 出展のお知らせ
フエスト株式会社は、2026年のFOOMA JAPANに参加し、新システムを初披露します。東京ビッグサイトで6月2日から6月5日までの間、Festoの先進的な衛生仕様ドライブシステムを体感する機会が提供されます。
今後の展望
Festoは今後、EPRFシリーズにさらに横荷重やモーメント荷重を吸収するガイドユニットを追加し、食品・飲料・包装分野での電動化ニーズに応えていきます。これにより、より高精度で高耐久性の動作を可能にする一助となります。食品機械メーカーが抱える“衛生と制御の両立”という課題にも、Festoは新たな選択肢としてステンレス電動システムを提供し、次世代の生産設備の進化を後押しするでしょう。
会社情報
フエスト株式会社は、2025年に設立100周年を迎えるドイツFestoの日本法人です。世界60カ国以上で事業を展開し、研究開発、教育分野にも力を入れています。精密な制御に強い信頼を寄せられ、今後も高い技術力で市場をリードしていきます。興味がある方は詳細な製品情報をぜひご覧ください。公式リンクも参考にしてください。
SNSでも情報発信中
フエスト株式会社はLinkedInやInstagram、Facebook、YouTubeなどで情報を発信しています。新製品やイベント情報をぜひチェックしてみてください。