名古屋の先進技術プロジェクト
2025-06-12 12:50:53

名古屋市が挑む先進技術での社会課題解決プロジェクト「Hatch Technology NAGOYA 2025」

名古屋の未来を切り開く「Hatch Technology NAGOYA 2025」



名古屋市が2019年に始めた「Hatch Technology NAGOYA」は、先進技術の研究開発や社会への実装を目指す取組です。今年度もこの事業の一環として、新たに16のテーマが公開され、提案を募ることが発表されました。この活動の主な目的は、名古屋市が抱える行政課題や社会課題を解決するために、企業との協働を促進することにあります。

課題提示型支援事業の概要



「Hatch Technology NAGOYA」の特色の一つが課題提示型支援事業です。このプログラムでは、市の各部署が直面する課題を明示し、それに基づいた提案を企業から受け付けます。先進技術を持つ企業が名古屋に集まり、実証実験を通じて解決策を模索することで、名古屋のイノベーション活動を促進し、多様な社会問題に対応していきます。

今年度の提案募集は、2025年7月13日まで受け付けられます。名古屋市は、選ばれた事業者に対して、行政課題には最大150万円、社会課題には最大300万円の実証プロジェクト経費を支給します。これにより、提案されたアイディアが実際に実証され、その効果を検証した上で、将来的な展開を見据えることができるのです。

提案の募集内容



今回の提案募集では、行政課題と社会課題それぞれ8テーマが設定されています。行政課題は、物流の可視化や健康保険料の収納率向上、職員の知見のAI化や災害時における指導向上など多岐にわたります。社会課題においては、食品ロスの削減や再生可能エネルギーの導入、メタバースを利用した防災啓発などが含まれています。

また、応募プロセスは一次選考(書類選考)、二次選考(オンライン面談)、最終選考を経て決定します。提供された提案は非常に多様であり、応募者を歓迎する姿勢でイベントを運営しています。

実績ある取り組み



昨年の実証ケースでは、名古屋市科学館において、AI技術を活用したリアルタイム翻訳システムを導入し、外国人のお客様にも対応できるサービスを実現しました。このように「Hatch Technology NAGOYA」は、過去の実績からも明らかなように、地域社会との共創によるイノベーションを具現化しつつあります。

オンライン説明会の開催



趣旨をより深く理解してもらうため、オンラインでの課題説明会も開催予定です。7月1日には、市職員との対話を通じて提案の理解を深める機会が設けられており、参加者の関与を促す機会となっています。

名古屋の未来を共に創る



「Hatch Technology NAGOYA」は、技術革新を通じて名古屋市の課題解決を目指しており、多くの企業からの積極的な参加を期待しています。実証実験を通じて、名古屋をより良い街にするための参加を呼び掛けています。このプロジェクトを通じて、名古屋市が未来へ向けてどのように成長していくのか、今後が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
NPO法人コミュニティリンク
住所
兵庫県神戸市中央区伊藤町110-2 神戸ポートビル旧居留地7F-7
電話番号
078-200-6544

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