ルーヴル美術館展「ルネサンス」の魅力
2026年9月、東京・六本木の国立新美術館にて、ルーヴル美術館展「ルネサンス」が開催されます。この展覧会は、ルネサンスという画期的な時代に焦点を当て、その特色を50点以上の選りすぐりの作品を通じて探求するものです。
この展覧会は、ルーヴル美術館のコレクションからのもので、近年に開催された「ルーヴル美術館展愛を描く」から3年ぶりのもの。前回の展覧会は約73万人を動員した人気を誇り、多くの来場者の心に残るものでした。今回の「ルネサンス」展も、多くの美術愛好家や多くの人々にとって特別な機会となることでしょう。
ルネサンス美術の本質
ルネサンスは「再生」をテーマにした文化的運動で、15世紀から16世紀にかけてヨーロッパに広がりを見せました。この時代、古代ギリシャ・ローマの文化が再評価され、人間本位の視点が重視されるようになりました。画家や彫刻家たちは、古代美術のスタイルを学びながら、実際の人間とその周囲の空間、自然をリアルに表現することを追求しました。
特に、人物の表情や動作の描写を通じてその内面を表現することが重要視されました。このような視点は、ルネサンスの芸術家にとって最大の課題の一つでした。そして、その中で特に名高いのがレオナルド・ダ・ヴィンチです。彼は人間の複雑な感情を描写することに生涯を捧げ、その成果は本展でも存分に味わえることになります。
レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作《美しきフェロニエール》
特筆すべきは、ルネサンス最大の巨匠であるレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作《美しきフェロニエール》が初めて日本で公開されることです。ダ・ヴィンチの作品は非常に数が少なく、現在でも15点程度しか現存していませんが、ルーヴル美術館にはそのうちの5点が所蔵されています。
1974年に《モナ・リザ》が日本に来て以来、52年ぶりとなる今回の展覧会では、ダ・ヴィンチの作品の中でも特に評価の高い《女性の肖像》、通称《美しきフェロニエール》が展示されます。この作品の背景や表現技法についても最新の研究成果に基づいて紹介される予定です。
開催概要
この展覧会は、以下の概要で開催されます。
- - 会期:2026年9月9日(水)― 12月13日(日)
- - 会場:国立新美術館企画展示室1E
〒106-8558東京都港区六本木7-22-2
- - 主催:国立新美術館、ルーヴル美術館、日本テレビ放送網、読売新聞社
- - 監修:オリアーヌ・ラヴィット(ルーヴル美術館 絵画部門 学芸員)、宮島綾子(国立新美術館 主任研究員)
この貴重な展覧会にぜひ足を運び、ルネサンスの芸術が持つ深い魅力を感じてみてはいかがでしょうか。お問合せや詳細については、展覧会の公式HP(
こちら)やSNS(@louvre2026)でご確認ください。