Cloud JAPANがふるさとづくり大賞を受賞
認定NPO法人Cloud JAPANが、令和6年度ふるさとづくり大賞授賞式で総理大臣表彰を受けました。この授賞式は令和7年2月10日、東京の都市センターホテルで行われ、同団体の代表理事である田中惇敏が総務省副大臣・冨樫博之様から表彰状を授与されました。
受賞の背景
受賞団体や個人は、各都道府県から推薦のあった中から「ふるさとづくり懇談会」の意見を尊重し、総務大臣によって選出されます。今年度は78団体と地方自治体、個人が推薦され、その中でCloud JAPANは15団体のうちの一つとして受賞しました。また、宮城県からは唯一の受賞団体であり、学生起業の組織としてもその特異性が際立っています。
Cloud JAPANの取り組み
Cloud JAPANは、2012年夏から宮城県気仙沼市で災害ボランティア派遣事業を展開しており、その活動の中で新たに「ふるさとワーキングホリデー事務局」という形での展開を行っています。この事業は2021年7月から2024年9月にかけて実施され、参加者345名、再訪者134名、移住者25名を生み出す成果を上げました。これにより地域への貢献が評価され、今回の受賞に至りました。
協力企業と地域のサポート
この受賞に際しては、多くの企業や地域住民からのサポートに感謝の意が示されました。受け入れ企業としては、一般社団法人おりがみ、旅館 明海荘、アサヤ株式会社などが名を連ね、さらには全国各地の保育施設もワーキングホリデーの受け入れに協力してくれています。これらの団体との連携は、Cloud JAPANの活動の基盤となっています。
今後は、Care FleurやEASE BELLEといった新たな企業との受け入れも見込まれ、さらなる発展が期待されています。
今後の展望
Cloud JAPANはこの受賞を契機に、全国の自治体におけるふるさとワーキングホリデーの導入支援に力を入れていく方針です。地域の発展に寄与し、関係人口を増やすための活動を続けていく所存です。
代表理事・田中惇敏は、受賞の喜びを語るとともに、大学1年生の頃から関わり続けた人々への感謝を強調し、自らの成長とともにCloud JAPANの取り組みが地域に影響を与えていることを誇りに思っていると述べました。今後も多くの方々の支援を受けながら、地域貢献に努めていくことを約束しました。