Gリポートの進化
2022-11-21 10:00:01
Gリポートの進化!遠隔臨場システムが便利にリニューアル
遠隔臨場システム「GリポートⓇ」の新たな一歩
遠隔臨場システム「GリポートⓇ」が、ユーザーのニーズに応じてリニューアルを果たしました。これまで、約4,000台がレンタルされ、さまざまな現場で活用されてきたこのシステムが、更に便利に進化しています。今回のアップデートは、複数の施工現場を持つお客様にとって大変便利な機能が追加されたことが特徴です。
導入背景
「Gリポート」がこれまでに果たしてきた役割は高く評価されていますが、新たな課題も浮き彫りになっていました。特に、施工現場ごとにアカウントを切り替える必要があるため、効率的な運用が難しいという声が多く寄せられていました。加えて、複数の端末を使う際に、記録データの整理が煩雑になるという問題も存在しました。これらの課題を解消するために、新たに「組織管理者アカウント」の提供が始まったのです。
組織管理者アカウントの特長
新たに提供された「組織管理者アカウント」には、以下の3つの重要な特徴があります。
1. 全アカウントデータへのアクセス
このアカウントを導入することで、特定の端末ごとのアカウントに切り替えずに、全ての端末からの映像や音声をリアルタイムで共有できるようになりました。これにより、現場での確認作業が格段にスムーズになります。さらに、取得した記録データにも簡単にアクセスでき、情報管理が非常に楽になります。
2. 現場アカウントの作成
管理者自身が好きな運用方法に基づいて新たに「現場アカウント」を作成できる機能も魅力です。現場毎に適したアカウント名を付けて利用し、記録データを効率的に分けることができます。この機能は、現場同士の情報の混乱を避けつつ、作業効率を向上させる大きな助けとなるでしょう。
3. 端末の変更が可能
作成した現場アカウントには、複数の端末を紐付けることができ、必要に応じて端末の変更も簡単に行えます。これにより、端末毎にアカウントを切り替える作業が不要になり、よりシームレスな運用が実現しました。
具体的な導入と価格
これらの新機能は2022年11月24日から提供が開始されます。従来の価格体系に変更はなく、現在すでに利用中のお客様もこの新機能を活用したい場合は、担当の営業窓口に連絡することで、迅速にサポートを受けることができます。
開発の背景と企業情報
遠隔臨場システム「GリポートⓇ」は、株式会社中山組とエコモット株式会社の共同で開発された製品です。中山組は、創業から100年を迎える北海道に本社を置く老舗の企業であり、地域に貢献する様々なサービスを展開しています。一方、エコモットはセンサー等を用いたIoTソリューションを専門とし、新しい技術を取り入れ続けています。
両社が手を組み、高めた技術力を元に生まれたGリポートは、現場のニーズに応えるために日々進化しているのです。
まとめ
Gリポートの進化は、これまでの利用者へ新たな価値を提供することでしょう。新しい「組織管理者アカウント」の導入により、遠隔臨場の利便性がさらに向上し、現場での作業がより効率的に進むことが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
エコモット株式会社
- 住所
- 北海道札幌市中央区北一条東1丁目2-5カレスサッポロビル 7F
- 電話番号
-
011-558-2211