生成AIが地方自治体の調達業務を効率化する「プロキュアテック」
川口弘行合同会社が展開する「プロキュアテック」は、調達支援業務に特化した生成AIサービスです。この度、同サービスは総合行政ネットワーク(LGWAN)対応のASPサービスとしての機能を拡充し、地方自治体がより安全に業務を行える環境を整えました。
プロキュアテックの機能と利点
「プロキュアテック」は、特に調達業務における文書作成の負担を軽減する機能を有しています。具体的には、調達仕様書やプロポーザル審査表の自動生成が可能です。これにより、職員は従来の手動作業から解放され、業務に集中できるようになります。
メモ書きから調達仕様書を自動生成
「こういう事業を実施したい」や「こういう課題を解決したい」といった簡単なメモから、AIが文意を解析し、正式な仕様書に変換。システム導入に必要な機能要件や運用・保守業務の文書まで、幅広く対応しています。
AIとの相談で文書作成が可能
調達に必要な文書は、AIとのインタラクションを通じて作成できます。さらには、RFI(情報提供依頼書)、見積費用総括表、プロポーザル審査表も自動生成され、業務の初期段階からサポートします。
提案書の自動評価機能
提案書(PDF形式)の評価は、AIによって自動で行われます。審査表も同時に読み込まれ、公平かつ中立な評価が促進されるため、職員の負担は軽減されます。
AIチャットボットによるサポート
「何から始めたら良いか分からない」といった疑問にも、AIチャットボットが的確なアドバイスを提供。文書の校正や関連資料の検索支援も行い、業務の円滑化に寄与します。
Word・Excel形式の出力
最終的な文書はWordやExcel形式で出力されるため、職員による追記・修正が簡単に行え、庁内での活用もスムーズです。
LGWAN-ASP対応の重要性
新たにLGWAN-ASPに対応したことにより、インターネットに接続されていない庁内端末からもプロキュアテックを安全に利用できるようになりました。これには以下の利点があります:
情報セキュリティの向上
LGWAN内での業務処理により、高度なセキュリティが確保されます。重要な調達文書も安全に取り扱うことができるため、安心です。
業務のシームレス化
日常的に職員が使用している庁内端末からの直接アクセスが可能になるため、調達業務の情報連携が自然に行われ、作業効率が向上します。
自治体に適した設計
特別なITスキルを必要とせず、従来の業務フローを維持しつつAIを活用できる設計がなされており、自治体特有の環境や慣習への配慮も行き届いています。
今後の展望
川口弘行合同会社は、今後も自治体業務に特化したAIソリューションを展開し、調達業務の効率化と高度化を目指していく方針です。「誰もが悩まず、迷わず、正確に」調達書類を作成する環境を整えることを目指して、技術開発と実用化へのフィードバックを続けます。
【サービスに関するお問い合わせ】
川口弘行合同会社(Hiro KAWAGUCHI Laboratory)
プロキュアテックWebサイト
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