ICEYEの新サービス
2025-11-04 12:36:25

商用SAR衛星画像の選択肢を広げるICEYEの「Tactical Access」

ICEYEの新たな挑戦「Tactical Access」



1. ICEYEの背景



フィンランドに本社を置くICEYE(アイサイ)は、小型合成開口レーダー(SAR)衛星のリーディングカンパニーとして注目を集めている企業です。世界最大級の合成開口レーダー衛星コンステレーションを保有し、昼夜を問わず、また厳しい天候条件下でも地球の状態を把握できる洞察を提供しています。ICEYEは防衛や情報、保険、自然災害対応、セキュリティなど多角的な分野で情報を提供し、コミュニティの持続可能な発展に寄与するビジョンを持っています。

2. 新サービス「Tactical Access」の概要



ICEYEが最近発表した「Tactical Access」は、時間的制約が厳しいミッションを支援することを目的とした商用SAR製品です。このサービスは、従来の商用衛星タスキングモデルである「First-In, First-Out(FIFO)」法の制約を打破します。従来のモデルでは、先着順に撮像を行うため、緊急に情報を必要とする顧客に対する対応力に限界がありました。

「Tactical Access」は、顧客があらかじめ撮像枠を確保できることで、必要な時に優先的に撮像を行い、迅速な画像納品を実現します。このサブスクリプション型サービスは、特に防衛や情報機関の顧客に対して、短時間でのデータ取得を求める需要にこたえるものです。

3. Tactical Access の運用オプション



「Tactical Access」では、顧客の運用条件に応じて二つのオプションが用意されています。

1. 直接的なダウンリンク方式: ICEYEの独自技術を搭載した専用地上局を通じて、撮像データを受信後わずか数分で画像生成・納品が可能になります。この方式は、特に国家安全保障分野などでの高いデータ保全が求められる場面に適しています。

2. クラウド経由での納品オプション: 専用地上局を設置しない場合でも、安全なクラウドサービスを利用して画像を納品することが可能です。この場合も、撮像完了から数時間以内で処理済み画像を取得でき、迅速な対応が確保されます。

いずれのオプションも、ICEYEが提供する第4世代小型SAR衛星「Gen4」を活用した高解像度画像や幅広い範囲をカバーする「Scan Wide」模式を利用することができ、その結果、効率的な撮像計画の管理が実現します。

4. ICEYEのビジョンと今後



ICEYE データ製品担当シニア・バイス・プレジデントのジョン・カートライト氏は、「Tactical Access」が時間に敏感なミッションに特化して設計されていることを強調します。特に、迅速なタスキングと短時間での納品を求める顧客のニーズに応えることで、ICEYEは商用SAR市場に新たな基準を設けることを目指しています。

国際的に展開するICEYEは、900人以上の社員を有し、地球観測技術によって世界中の生活を改善するというビジョンのもと活動しています。今後もICEYEは、小型SAR衛星を用いた進化した情報サービスを提供し続け、信頼されるパートナーとしての役割を担っていくでしょう。


画像1

画像2

会社情報

会社名
ICEYE Japan株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町1−2−6日本橋大栄ビル7階
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: SAR衛星 ICEYE Tactical Access

Wiki3: SAR衛星 ICEYE Tactical Access

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。