所得と資産の格差克服を目指す金融経済教育シンポジウム開催
昭和女子大学専門職大学院と金融経済教育推進機構(J-FLEC)の共催によるシンポジウムが、2025年9月26日(金)に開催される。このシンポジウムは、所得や資産の格差を克服するための金融経済教育に焦点を当て、特にジェンダー、世代間の違いや教育上の課題を掘り下げることを目的としている。
シンポジウムの背景
金融経済教育推進機構(J-FLEC)が昨年4月に設立されて以来、国民の金融リテラシー向上に対する関心が高まっている。教育機関として、昭和女子大学専門職大学院もこの問題に取り組む必要性を感じ、シンポジウムを企画した。また、参加者がより深く理解しあえる場を提供することで、さまざまな視点から金融教育のあり方を議論する機会を提供したいとの思いが込められている。
シンポジウムの概要
開催日時と場所
日時: 2025年9月26日(金)18:30-20:30
場所: 昭和女子大学 8号館6階 コスモスホール
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参加費: 無料
シンポジウムでは、以下のようなプログラムが用意されている。
「日本における所得・資産と金融経済リテラシーのジェンダー格差」
講師: 太田 行信(昭和女子大学専門職大学院 特命教授)
「大学生・若者の金融リテラシーの現状」
講師: 島 義夫氏(LEC会計大学院客員教授)
「女子大における金融教育の現場報告」
講師: 永沢 裕美子氏(お茶の水女子大学非常勤講師)
「金融経済教育の課題と今後の展望」
講師: 大友 佳子氏(J-FLEC理事)
「これからの金融経済教育推進の方向性」
参加希望者は事前に申込フォームから登録が必要で、締切は9月25日(木)となっている。詳細は公式ウェブサイトで確認できる。
金融経済教育推進機構(J-FLEC)について
J-FLECは2024年4月に設立された、公的な金融経済教育を推進する機関である。中立・公正な立場から、官民一体での活動を行い、金融に関する講座や個別相談を無料で提供しており、積極的に国民のリテラシー向上に努めている。また、さまざまな金融教育に関する資料やプログラムを提供しており、教育の現場での実践を通じて幅広い層にアプローチしている。
お問い合わせ先
今回のシンポジウムに関する問い合わせは、昭和女子大学専門職大学院 福祉社会・経営研究科まで。メールでの連絡も可能で、必要に応じて取材の依頼も受け付けている。
昭和女子大学公式ウェブサイト:
昭和女子大学