シワケアの新常識！顔のシワができる部位は実は15カ所

ポーラ・オルビスグループの研究で、顔のシワができる部位の認識に新しい事実が浮かび上がりました。ポーラ化成工業が全国の男女を対象に行ったアンケート調査によると、多くの人が意識しているシワの部位は「ほうれい線」「額」「目尻」の3カ所。しかし、本当にシワができる部位はこれに留まらず、なんと15カ所に及ぶことが明らかになったのです。

調査の背景

この調査は、顔にできるシワやその原因についての理解を深めるために行われました。顔には多くの表情筋があり、それに伴い多くの部位でシワが形成される可能性があります。特に、加齢や肌の乾燥、紫外線などはシワを加速させる要因として知られています。これに貢献するため、ポーラ化成工業はシワのケアにおいて、従来の認識を覆す情報を提供したいと考えました。

シワの部位は15カ所

ポーラ化成工業は、顔のシワができる部位を15カ所に分類しました。例えば、頬と口の間で目立つ「ほうれい線」や、目尻にできる「カラスの足跡」といった特定の名称が付けられたシワも含まれています。しかし、それ以外のシワについてはあまり意識されていないという現実があります。この調査の目的は、こうしたマイナーなシワ部位の認知度をさぐることにありました。

調査結果

全国の2,700名の男性と2,649名の女性に対する調査から、シワができる部位として多く選ばれたのは「ほうれい線」「額」「目尻」の3つでした。さらに、眉間も一定の関心を集めましたが、それ以外の11カ所は選ばれる割合が3割に満たないという結果が出ています。特に、女性が選んだ部位においても、上記の3カ所以外は認知度が低かったことが明らかになりました。

この調査結果から、シワを気にする人々が、顔の様々な部位でシワができていることを認識していない傾向が浮かび上がりました。これは、シワの出現に気付かないことでケアが遅れ、結果として手入れが不十分になる可能性を示しています。

効果的なシワケアを

今後のスキンケアにおいては、シワができやすい部位のみならず、顔全体を意識することが重要です。ピンポイントケアだけではなく、全体的なケアを行うことで、全体的な美しさを保ち、シワの発生を防ぐことにつながります。

ポーラ化成工業は、シワ改善の研究においてリーダーシップを取り続ける存在として、今後も更なる研究と調査を推進する方針です。これにより、消費者のシワケアに関する理解を深めていけることを目指しています。シワの部位を広く認識し、早期の対策を講じることが、美容を維持する鍵となるでしょう。