企業向けBCP支援を手がけるKiteRaと兼松コミュニケーションズの提携
2023年、株式会社KiteRaと兼松コミュニケーションズが提携し、企業の危機管理に対する新たな支援体制を構築しました。この提携により、法人向けのICTソリューションと危機管理サービスが融合し、事業継続計画(BCP)の策定から運用までを一括してサポートします。これにより、企業は自然災害や感染症など様々な緊急事態に備えやすくなります。
BCPの重要性
BCPとは、企業が緊急時に迅速に業務を再開させるために必要な計画です。自然災害や大規模な火災、テロ攻撃といった脅威に直面した際、事業資産の損害を抑えつつ、迅速な復旧を実現するための方策をあらかじめ取り決めておく必要があります。特に2024年4月からは全ての介護サービス事業者にBCPの策定と研修が義務付けられるため、このテーマはますます重要になってきています。
提携の背景
KiteRaは、企業向けの規程DXサービス「KiteRa Biz」と社労士向けサービス「KiteRa Pro」を展開しており、従来から多くの企業に導入されています。この度の提携は、両社の目的が一致することにより実現しました。KiteRaは、BCP策定に必要な社内規程の整備を提供し、兼松コミュニケーションズは、BCP運用に欠かせない危機管理制度を支援します。
提供する具体的なサービス
この提携により、KiteRaが提供する「KiteRa Biz」は、企業における規程の作成、編集、管理をクラウド上でスムーズに行えます。一方、兼松コミュニケーションズは、緊急時に迅速に連絡を取るためのSMS一斉連絡サービスや、安否確認体制の構築を支援します。これにより、企業は危機を迅速に管理し、業務の継続性を高めることが可能になります。
業界全体への影響
両社の協力により、業界全体の危機管理能力が向上し、日本の社会や経済にとっての安全保障にも寄与することが期待されています。特に、自然災害や感染症といったリスクが常に存在する中、このような取り組みは企業価値の向上にも繋がると考えられています。
まとめ
今回は、KiteRaと兼松コミュニケーションズの提携がもたらす新たなBCP支援体制について紹介しました。企業が抱える課題に対して迅速かつ的確な対応を行い、安心して働ける環境の実現に向けた取り組みに注目です。今後も両社の動きが注目されます。
会社概要
所在地: 東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル3F
設立: 1974年4月3日
事業内容: モバイル通信機器の販売、各種ソリューションサービスの提供
URL:
https://www.kcs.ne.jp/
所在地: 東京都港区北青山1-2-3 青山ビル7階
設立: 2019年4月1日
事業内容: 社内規程クラウド「KiteRa」の企画・開発・運営
URL:
https://kitera-cloud.jp/