ブルーライト可視化アプリ
2021-10-05 10:00:19
スマホで簡単!ブルーライトを可視化する新アプリが登場
スマホでブルーライトを見える化!新アプリ「ブルーライトチェッカー」
近年、テレワークの普及に伴い、多くの人々が長時間にわたってパソコンやスマートフォンの画面を見続ける状況が増えています。このようなデジタルデバイスによるブルーライトの影響が健康や睡眠に及ぼすリスクが注目されています。そこで登場したのが、ブルーライトを可視化し、診断や学習もできる新しいアプリ、「ブルーライトチェッカー」です。
アプリの主な特徴
このアプリの最大の特徴は、スマホのバックカメラを使用して、パソコンやスマートフォンの画面に含まれるブルーライトを視覚的に表示できることです。カメラで画面を撮影すると、ブルーライトに該当する色が着色表示されるので、自分の目にどれだけブルーライトが影響を与えているのかを一目で確認できます。また、科学的な根拠に基づいた診断機能も備えており、論文に掲載されたデータをもとにユーザーの計測結果をスコア化します。さらに、ブルーライトが何故問題なのかを分かりやすく解説し、日常生活での目の健康管理に役立ちます。
背景とニーズ
テレワークが一般化する中、ブルーライトカット機能を搭載したメガネやデバイスが増えてきましたが、利用者はその効果を実感するのが難しいという声が多く寄せられていました。そのため、「ブルーライトカットの実効性を簡単に確認したい」というニーズに応える形で、手軽にブルーライトの影響をチェックできるアプリの開発が決定されました。これにより、朝起きられない原因として夜間のブルーライトの影響を考えるユーザーにも、明確な指標を提供することができるでしょう。
アプリの利用方法と信頼性
「ブルーライトチェッカー」は無料で利用でき、iOSデバイスのiPhone 8以降で使用可能です。使用する際は、まずアプリをダウンロードし、バックカメラでPCやスマホの画面を撮影するだけ。簡単な手順でブルーライトの影響を確認できます。
アプリの計測に用いられているのは、CIE(国際照明委員会)が制定した「CIE測色標準観察者等色関数」を基にした色計測技術です。これに加えて、色関数だけでは測定できない部分については独自の演算を行う「Expansionモード」を搭載しており、より詳細なデータを提供します。
今後の展望
「ブルーライトチェッカー」アプリは、今後「iOFT2021国際メガネ展」での展示を予定しており、その反響によりさらに進化させていく計画です。また、今後はAndroid版アプリのリリースも計画しており、より多くのユーザーに利用してもらえるよう努めていくとのこと。
さらに、メガネ販売店などでブルーライトカットの実際の効果をデモンストレーションする事業者向けのカスタマイズ開発も行っており、企業との連携を進めていくそうです。
404Eyewearについて
このアプリを開発した404Eyewearは、眼の健康と睡眠をサポートすることを目的に、2020年に設立された企業です。テレワーク向けにブルーライトを約70%カットし、さらに眼の充電も促すアイウェア「MEL」を販売しています。今後も様々なスマホアプリや機能性アイウェアを開発予定とのこと。
会社概要
株式会社404の本社は東京都目黒区にあり、設立は2020年4月です。日本で目を守る新しいソリューションを提供する本会社の今後の展開に注目です。
会社情報
- 会社名
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株式会社404
- 住所
- 東京都目黒区碑文谷5−18−3
- 電話番号
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