株式会社雨風太陽が新設する「やどかりきっぷ」で旅行と学びを両立

株式会社雨風太陽が新しい福利厚生制度「やどかりきっぷ」を導入

株式会社雨風太陽は、旅行予約サイト「STAY JAPAN」を通じて宿泊費を補助する新しい福利厚生制度「やどかりきっぷ」を設立しました。この制度は生産現場を訪れる際の交通費を補助する既存の「生産現場きっぷ」と組み合わせて利用でき、社員が地方の魅力を身近に感じる手助けをします。

「やどかりきっぷ」の詳細

「やどかりきっぷ」は、STAY JAPANで提供される宿泊施設の料金を、1人当たり最大20,000円（税込）まで補助します。この補助により、宿泊者は農業体験などのサービスも利用することができ、より充実した滞在を期待できます。正社員や契約社員、条件を満たすアルバイトも対象となります。宿泊後には、参加者が現地での体験やホストとのコミュニケーション内容をまとめたレポートを作成し、社内にて共有するといった流れになっています。

「生産現場きっぷ」との併用

あわせて運用される「生産現場きっぷ」では、現場への交通費を1人当たり最大30,000円（税込）まで補助しています。この制度を利用することで、授業以外の場でも社員が生産現場を訪れ、地域の理解を深めることができます。訪問後は生産現場での学びに関するレポートを作成し、社内でその内容を共有することが求められます。

制度導入の背景

株式会社雨風太陽は「都市と地方をかきまぜる」という理念のもと、事業を通じて関係人口を生み出しています。農家や漁師、地方の生産者から届く新鮮な食材とその背後にあるストーリーを届ける産直アプリ「ポケットマルシェ」といったプロジェクトを展開し、8,700名以上の生産者が登録しています。さらに、2025年には個性的な宿泊施設を多数掲載する「STAY JAPAN」をスタートし、新たな価値を提供しています。

「生産現場へ訪れる機会」の提供を切り口に、地域との関係を深め、社員に多様な学びの場を提供することを目指しています。

「STAY JAPAN」について

「STAY JAPAN」は日本各地の特性を生かした宿泊施設約1,000件を掲載しており、利用者には新しい日本を体験する機会を提供しています。この旅行予約サイトの目標は、「知らない日本に泊まる」を提案することです。訪れる場所それぞれが持つ独特の文化や風土を感じられる旅のスタイルは、都会の喧騒とは異なる体験をもたらしてくれるでしょう。

会社概要

株式会社雨風太陽は地域間の交流を深め、持続可能な社会を目指しています。それには様々な事業を通じて都市と地方の関係人口を創出し、地域の活性化を図っています。本社は岩手県花巻市にあり、東京オフィスも構えています。これからもさまざまな取り組みを通じて、地方と都市の架け橋としての役割を果たしていきます。

公式サイト：株式会社雨風太陽
旅行予約サイト：STAY JAPAN