武蔵野銀行、新たな資金調達で持続可能な社会を目指す
株式会社武蔵野銀行(埼玉県さいたま市大宮区)の提供する「むさしのサステナビリティ・フレームワーク・ローン」は、持続可能な事業活動を支援するための融資プログラムです。この度、当社はこの融資を活用し、150百万円の資金調達を行ったことをお知らせいたします。
資金調達の背景と目的
調達した資金は、当社の主力事業である買取再販事業に全額充当される予定です。この事業は、中古不動産を再生して流通させることで、有効かつ環境に優しい資源の活用を促進し、持続可能な社会の実現に貢献しています。買取再販事業は廃棄物の削減や再利用促進に寄与し、エコロジーの観点からも重要な役割を担っています。
当社では、サステナビリティ経営を進める一環として、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に従った情報開示や、経営戦略と連動した人材戦略の構築を実施しています。今後も環境及び社会問題の解決に向けた他の取り組みを推進していく所存です。
融資の概要
この融資に関する詳細は以下の通りです。
- - 貸出先: 株式会社ムゲンエステート
- - 契約締結日: 2024年7月25日
- - 融資形態: 証書貸付
- - 資金使途: 当社の運転資金
- - 融資金額: 150百万円
SPTs(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット)について
本融資は連結売上高1億円当たりのCO2排出量削減率を目指しており、2030年までに2021年度比で46%の削減を計画しています。この目標を達成することが、融資の重要な評価基準となります。
さらに、株式会社ぶぎん地域経済研究所が第三者評価機関としてこの取り組みをサポートし、目標達成の進捗状況の報告が求められます。また、金利については当行の所定利率が適用され、SPTsの達成状況に応じて金利優遇が行われる可能性もあります。
今後の展望
当社は、環境や社会問題に対する意識を高めつつ、持続可能な事業運営を実現するために、この融資を積極的に活用していきたいと考えています。特に、買取再販事業においては、中古不動産の再生が環境負荷軽減に寄与することから、その価値を再確認しつつ活動を続けてまいります。
この融資によって得た資金を駆使しつつ、さらなるサステナビリティの向上に向けた取り組みを進め、お客様や地域社会に対して貢献できるよう努力していきます。