中津市の発電事業
2021-04-21 14:00:08
大分県中津市で新たな消化ガス発電事業がスタート
大分県中津市で消化ガス発電事業が始動
大分県中津市で新たな環境に優しいエネルギー源として、消化ガスを活用した発電事業が始まりました。このプロジェクトは、中津市が提供する事業用地に加え、下水処理場から発生する消化ガスを購入し、約20年間にわたって運営される予定です。具体的には、東京センチュリーと月島機械が手を組み、強力なパートナーシップを形成して進めていきます。
プロジェクトの目的
この発電プロジェクトの大きな目的は、再生可能エネルギーを最大限に活用し、地球温暖化対策に貢献することです。下水汚泥処理の過程で得られるバイオガスは、メタンを主成分とし、発電可能な可燃性ガスです。この資源をうまく利用することで、地域のエネルギー自給率の向上や、温室効果ガスの削減に寄与することが期待されています。
設備と運営
発電設備は消化ガス発電設備が設置され、総設備容量は49kWに達します。具体的には、ガスエンジンを2台用意し、合算してこの出力を実現します。年間の発電量は約42万kWhに上り、一般家庭のおよそ120世帯分に相当します。不況下においても安定した電力供給を行うことで、地域住民の生活を支える役割も果たします。
事業の展望
2021年4月から始まったこのプロジェクトは、2041年3月までの20年間の運営が予定されています。東京センチュリーは、この事業を通じてリース事業のバリューアップや、共創ビジネスの加速を図りながら、持続可能な社会の実現に向けた努力を続けていきます。今後の展開としては、既存の技術力とノウハウを活用し、さらなる再生可能エネルギー事業の拡大を目指します。
環境への配慮
この発電事業は、SDGsの目標達成に向けた重要なステップと位置づけられています。東京センチュリーと月島機械の共同運営によって、消化ガス発電のプロジェクトは地域経済に新たな活力をもたらすことが期待されています。また、温室効果ガス削減に注力しつつ、環境にも配慮したビジネスモデルを構築することを目指しています。
プロジェクトの進行に伴い、さらなる社会課題の解決にも取り組む姿勢が求められます。地域住民と共に、この発電事業を発展させていくことが期待されています。
お問い合わせ
この事業に関するお問い合わせは、東京センチュリーの広報IR部までご連絡ください。電話番号は03-5209-6710です。今後とも、地域に根ざした取り組みを通じて、さまざまな社会貢献を行ってまいります。
会社情報
- 会社名
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東京センチュリー株式会社
- 住所
- 東京都千代田区神田練塀町3富士ソフトビル
- 電話番号
-
03-5209-6710