10万台突破のナルネット
2020-10-21 12:00:02

ナルネットコミュニケーションズ、メンテナンスリース管理台数がついに10万台突破

ナルネットコミュニケーションズ、メンテナンスリース台数10万台達成



愛知県に本社を構えるナルネットコミュニケーションズは、1978年に設立された歴史ある自動車メンテナンス管理会社です。その事業内容は、オートリース会社における車両管理やメンテナンスだけではなく、残価保証や個人向けのリース商品の企画・提案、そして車両買取まで幅広く展開しています。最近の発表によると、同社のメンテナンスリースの管理台数が創業以来初めて10万台を超えたことが分かりました。

この成長は、リース業界全体の需要増加に伴うものです。日本における新車販売に対するリース車両の占有率は、過去5年間で11.2%から14.5%に増加しており、この変化は中小法人や個人によるリース契約の増加を背景としています。自動車リースは、特に複雑な事務処理のアウトソーシングや経費算入の簡便さが顧客から高く評価されています。これにより、自動車の所有形態が多様化している現状で、ますます需要が見込まれています。

ナルネットコミュニケーションズは、全国約9,400カ所の提携工場を利用し、管理車両のメンテナンスを行っています。本社では、車両情報を一元管理し、データを効率的に収集することで、顧客対応の質を向上させています。また、入庫回数を抑えながらも質の高いサービスを提供することで、車両稼働率の向上にも寄与しています。そして、独自の整備データベースに蓄積した情報を基に、整備工場に対して業務効率化をサポートしています。

ナルネットが機能する背景には、大手オートリース会社からの契約増加があります。リース満了車取引の増加も重なり、2020年3月期には147億3400万円の売上高を達成し、5年間で倍増を果たしています。この成長は、同社のメンテナンス管理の信頼性が高く評価されていることを示しています。

代表取締役社長の鈴木隆志氏は、10万台の管理契約の突破を「多くの方々からの信頼の証」とし、「顧客の利便性向上と整備工場の業務効率化に貢献する」と述べています。企業としての理念、「Mobility’s Transformer」を掲げ、今後も新しいビジネスの模索に力を入れています。自動運転支援やコネクテッド技術の向上に伴い、自動車業界の変化に対応するため、データ活用や他社連携が重要だと考えています。

ナルネットコミュニケーションズの成長と未来への展望は、自動車リース業界における新たな可能性を感じさせます。今後の活動から目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社ナルネットコミュニケーションズ
住所
愛知県春日井市下市場町5丁目1番地16
電話番号

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