上司が苦手と感じる部下の特徴、418人の意識調査から見えてきたものとは

調査概要と結果

株式会社R&Gは、部下を持つ418人の上司を対象に「苦手な部下に関する意識調査」を実施しました。この調査の目的は、上司がどのような部下を苦手と感じているのかを明らかにし、職場環境の改善に寄与することです。

調査概要

- 調査対象: 部下を持つ上司418人（男性197人、女性221人）
- 調査期間: 2024年12月22日～2025年1月5日
- 有効回答数: 418人（各年代別の回答率あり）
- 調査方法: インターネットでの任意回答形式

結果のサマリー

調査の結果、職場に苦手な部下がいると答えた上司は83.3％に達しました。特に注目すべきは、苦手な部下の特徴として第一位に「報連相をしない」が挙げられた点です。

苦手な部下の特徴ランキング

1. 報連相をしない (16.3%)
- 必要な報告や相談を行わずに自己判断で作業を進めたり、情報の共有が不足することが多いとされています。これにより、上司は問題を事前に察知できず、フォローが難しくなるケースが見られます。

2. 反抗的な態度をとる (12.2%)
- 指示に従わない、文句を言うなど、コミュニケーションが攻撃的になる傾向があり、上司との関係が悪化して管理が難しくなることがあります。

3. 上司を馬鹿にする (8.1%)
- タメ口を使ったり、命令的な態度を取る部下に対して、特に女性上司は苦手意識を持つことが多いようです。

4. 自分の非を認めない (6.7%)
- 問題が生じた際に自分を反省せず、言い訳ばかりする部下に対して上司は疲弊しやすいと考えられます。

5. コミュニケーションが少ない (6.2%)
- 指示を出しても反応が薄い部下は、意思疎通が取れないことから、信頼関係の構築に困難を伴います。