小谷村で体験する自然と共にある本物の暮らしとは

長野県小谷村（おたりむら）では、昔ながらの伝統や豊かな自然と共に生活する体験が、多くの観光客を魅了しています。このにぎやかな村では、Jターンをした移住者や地域の担い手たちが主催する多彩なイベントがこの夏も続々と計画されています。

特に注目されたのは、報道関係者向けの無料体験・試食会です。このイベントでは、小谷村を訪れることで体感できるユニークな体験プログラムを実際に試すことができます。詳細は次の通りです。

- 日程: 7月21日（月・祝）・22日（火）
- 体験時間: 10:30〜12:30 紀柳（釜戸炊き体験・昼食） / 13:00〜15:30 おたり自然学校（蕎麦打ち・夏野菜収穫体験）
- 場所: 小谷村内（集合場所は参加者に後日告知）
- 対象: メディア関係者
- 参加料: 無料
- 参加申込締切: 7月14日（月）
- 申し込み方法: 申し込みフォーム

古民家レストラン「紀柳」での体験

古民家レストラン「紀柳（きりゅう）」は、2023年にオープン。このレストランでは、釜戸を使ったご飯を自分の手で炊く体験と、地元の素材を使った料理を楽しむことができます。

参加者は薪を割り、火を起こして釜で料理をするという貴重な経験ができます。オーナーの西澤紀子さんは、地域に根付いた料理の知識を大切にし、自ら採取した山の幸や自家製味噌を用いたメニューを提供。このレストランの魅力は、誰でも簡単に地産地消の食事が楽しめることにあります。西澤さんの祖父母の世代から受け継がれてきた知恵が息づく場所です。

「紀柳」は、来年には有形登録文化財として認定される見込みで、その価値がますます高まっていくことでしょう。西澤さんは「この場所を守りたい」という熱い想いを胸に、次世代へ受け継がれる体験を提供していきたいと語ります。

おたり自然学校での体験

「おたり自然学校」は、自然を生かした体験プログラムを通じて地域の魅力を伝える施設です。新たに、蕎麦打ちと夏野菜の収穫体験プログラムがスタートします。参加者はそば粉を使って自分だけの蕎麦を打つことができ、また、収穫したばかりのトマトやナスなどをその場で食べることができます。

この体験を通じて参加者は、大自然の中での生活の恩恵を感じることができ、例えば山の清流で育つわさびを収穫するアクティビティも楽しめます。大日方代表は「暮らしそのものを体験として伝えたい」との思いで、地域の文化と自然の素晴らしさを参加者に届けることに情熱を注いでいます。

お問い合わせ先

一般社団法人小谷村観光連盟
住所：〒399-9494 長野県北安曇郡小谷村中小谷丙131
電話：0261-82-2233
公式サイト：ここをクリック
公式Instagram：ここをクリック

小谷村での豊かな体験は、参加者の人生に新たな記憶と学びを加えるものとなるでしょう。自然と文化と共に歩む”本物の暮らし”をぜひ体験してください。参加を心よりお待ちしております。