オフィス家具市場動向
2025-02-25 10:25:48

2025年1月 中古オフィス家具指数が示す市場の現状と傾向

中古オフィス家具市場の現状と動向



株式会社オフィスバスターズが2025年1月度の「中古オフィス家具指数」を発表しました。これは、同社が取り扱う中古オフィス家具の市場動向を示す指数であり、法人および個人のお客様に向けて展開されているものです。

マーケット全体の状況



1月の総体的な動向として、主要5区の空室率は3.83%と昨年8ヶ月間連続して減少しています。一方で賃料は72円の増加となり、全体的な市場の活況を示しています。また、有効求人倍率は1.25倍であり、失業率も2.5%と横ばいの状況です。このことから、本年1月も中古オフィス家具の販売市場は活発に動いていることが分かります。ただし、空室率が4%を切り始めていることから、家賃交渉やオフィス移転が難しくなる方向に市場がシフトしている可能性もあり、その動向を注意深く見守る必要があります。

各商材における変化



チェア


1月の販売価格は-624円減少し、昨年比で-1,406円の増加が見られています。ただし、大きなトレンドの変動はなく、需要期に向けてロットチェアへの問い合わせが増加しています。また、ミーティングチェアの需要も上昇しています。

デスク


販売価格は-1,316円の増加となっており、昨年対比では913円の増加です。フリーアドレスデスクの販売は引続き好調で、単体デスクの販売も増加傾向にあります。

書庫


販売価格は-368円の増加があり、昨年比で-2,565円の減少です。しかし、扉の形状に関わらず売れる商材で、ダイヤル錠やブラックカラーの需要が徐々に高まっています。

ロッカー


販売価格は-2,666円の増加で、昨年比では-2,011円の増加です。1月は特に更衣用ロッカーの入荷が多く、販売数も増えています。3月・4月の増員時期に向けた問い合わせが恒常的に増加しており、注目されています。

テーブル


テーブルは945円の増加があり、昨年比で1,423円の増加です。スタックテーブルとミーティングチェアのセットでの問い合わせが増加しており、大型テーブルの需要も高まっています。

1月の総括



1月のオフィス市場は、例年通り大きな変動は見られませんでしたが、3月・4月に向けた「人が動く時期」に向けての引き合いが増加しています。特に、単体デスクやOAチェアでまとまった数の依頼が増えてきており、レイアウト変更が容易なワークテーブルなども関心を集めている状況です。特に労働環境を重視したABW(Active Base Working)商品の販売数が伸びてきていることが注目されています。

調査概要



今回の調査は、株式会社オフィスバスターズの販売データを基に、2025年1月1日から同年2月31日までの期間で実施されました。調査内容は、同社が取り扱うチェア、デスク、書庫、ロッカー、テーブルなどの商材に焦点を当てています。このように、市場の動向を注視することで、今後の戦略を見極めることができるでしょう。

お問い合わせ



オフィスに関連する様々な商品やサービスを提供している株式会社オフィスバスターズへのお問い合わせは、以下の情報をご参照ください。

  • - 電話番号: 03-6262-3155(平日 9:00〜18:00)
  • - 所在地: 東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル2階

このような市場データを活用し、企業のオフィス環境の向上に役立てていただければと思います。


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会社情報

会社名
株式会社オフィスバスターズ
住所
東京都中央区日本橋室町1丁目5-3三越前福島ビル
電話番号
03-6262-3155

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