中小企業向け健康管理クラウド「Good Day」が登場
2026年10月、宮城県仙台市に本社を置くVITAL SYNC合同会社が、中小企業向けの健康管理クラウド「Good Day」とストレスチェックサービス「Good Day Check」の正式な提供開始を発表しました。この新サービスは、産業医が現場のニーズに対応した実用的で効果的な機能を持っています。これにより、健診結果やストレスチェック、時間外労働の管理を一元化し、企業の健康管理を大幅に効率化することが期待されています。
背景と新たな義務化
改正労働安全衛生法が2025年5月14日に公布され、2028年4月から50人未満の事業場にもストレスチェックの実施が義務付けられることが決まりました。これにより、多くの中小企業が新たな対象となりますが、現在の産業保健の現場では、依然として紙やExcel、メールでのやり取りが主流です。このような環境下では、労務担当者の負担が増し、業務が煩雑になってしまうことが多くありました。
「Good Day」での解決策
「Good Day」は「義務は、たしかに。毎日は、たのしく。」というコンセプトのもと、断片的に存在する産業保健の記録をひとつにまとめました。具体的には以下の機能があります。
- - 健診結果の管理:CSV形式で取り込み、前年との比較が可能です。
- - 産業医の意見の迅速な反映:就業判定や意見書が即座に確認できるため、待つ必要がありません。
- - 二次健診のフォロー:受診勧奨メールの一斉送信が可能で、受診結果をアプリから報告できます。
- - ストレスチェックの一元管理:受検から分析、監督署への報告までを円滑に行えます。
- - 時間外労働の判定:残業時間を自動判定し、面接指導の対象者を見極めます。
- - ダッシュボード機能:全社や部署ごとの有所見率や受診率が視覚的に表示され、高ストレス者の割合を容易に確認できます。
この他、従業員は自分の健診結果を過去の分までいつでも確認できるのも大きな特徴です。
「Good Day Check」の利点
「全員にメールアドレスがない」「現場にPCがない」という職場でも利用可能な「Good Day Check」は、Web受検と紙受検の両方に対応しており、同じ管理画面で結果を集計します。業務負担を軽減しつつ、法定の57項目に加えて独自の設問も追加可能という柔軟さがあります。
導入事例と受検率向上の実績
最近、仙台市のサンケミファ株式会社で「Good Day Check」を実施したところ、受検率が80%から96%に上昇しました。担当者からは、過去の運用では多くの負担がかかっていたが、社外の産業医に委託することで社員が安心して相談できる環境が整ったとの声も寄せられています。このように、スムーズな運用が実現したことで、今後はさらなる利用を検討したいという期待も伺えます。
個人情報の保護とセキュリティ
「Good Day」では、法律上の「要配慮個人情報」となる健診結果やストレスチェックの結果を、会社が見られるものと見られないものを明確に分けて保護しています。さらに、二段階認証や暗号化技術を採用し、国内でのデータ保管を行うことで、セキュリティ面でも万全を期しています。
今後の展望と企業の支援
VITAL SYNCは、2028年の義務化に向けて、専門家がいない中小企業を支えるために、全国の産業医事務所や保健師と連携を進めています。集団分析の結果をPDFで出力可能で、衛生委員会での活用も進めています。今後も現場の声を基に機能の充実を図り、さらなる支援を提供する予定です。
会社情報
- - 会社名: VITAL SYNC合同会社
- - 代表者: 齋藤 雄佑
- - 所在地: 宮城県仙台市泉区高森1丁目1番地の283
- - 設立: 2026年10月1日
- - 事業内容: 健康管理クラウド「Good Day」とストレスチェックサービス「Good Day Check」の開発・提供
お問い合わせ先
VITAL SYNC合同会社
健康経営の新たな一歩を踏み出す「Good Day」に、今後も注目が集まります。