2025年5月22日に開催されたmcframe Award 2025において、株式会社DTS(東京都中央区)は「Take Off Award」を受賞しました。この栄誉は、これからの成長が期待される企業に贈られるもので、DTSの初めてのmcframe導入プロジェクトが、その高品質な導入支援と、将来的な拡張性を見越した提案力から認められた結果です。
この受賞に際し、特に注目を集めたのは、DTSが提供した導入案件に関する取り組みです。具体的には、株式会社アマダのグループ会社に対して新規にmcframeを導入するプロジェクトが選ばれました。DTSは、要件定義から始まり、システム設計、稼働支援に至るまで、一連のプロセスにおいて周到なサポートを提供しました。現場の実情をしっかりと踏まえた支援体制を構築し、スムーズな立ち上げを実現することができました。
また、将来的にはサプライチェーンマネジメント(SCM)や製品ライフサイクル管理(PLM)との連携を考慮した提案を行い、現場への定着支援を行うことで、クライアントとの信頼関係をさらに築くという目標も持っています。このような実行力や計画性が、受賞に至る重要な要因とされたのです。
mcframe Awardの受賞概要についても触れておきます。受賞タイトルは「Take Off Award」であり、DTSは自社の製造業向けソリューションとしてmcframeを中心商材に位置づけ、いくつかの導入プロジェクトを進めています。2024年度の初プロジェクトにおいて、無事に本稼働を迎えたことが評価されました。
mcframeの公式サイトによれば、このプラットフォームは生産・販売・原価管理に加え、会計やPLM、IoT領域にも対応しており、製造業向けのトータルソリューションとなっています。1996年にリリースされて以来、日本のものづくりに貢献し、1,500社以上に導入されている実績があります。そのため、組立加工からプロセス、大企業から中堅・中小企業、さらには国内外を問わず、幅広く利用されている製品です。
DTSは、今後もmcframeソリューションを通じて、製造業の業務改革を促進し、デジタル化の加速を支援することを約束しています。さらに、受賞の際に楯を受け取った則包浩行上席執行役員が示すように、DTSのチーム全体が一丸となってこの目標に向かっています。
DTSの概要としては、同社は金融や情報通信、製造、公共、建築といった分野においてトータルシステムインテグレーター(Total SIer)としての役割を果たしています。コンサルティングからシステム設計・開発、基盤構築・運用まで、ワンストップでサービスを提供しており、各専門性を活かした高付加価値のサービスを展開しています。
詳細については、公式ウェブサイト(https://www.dts.co.jp/)を参照ください。
今後もDTSは、さらなる業務改革の推進と、製造業のデジタル化を目指して邁進していくことでしょう。