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宇宙アート「PION Plate」打上げ日決定

SPACETAINMENTが進めている宇宙アートプロジェクトの第一弾、「PION Plate」の打上げ日が2023年3月15日に確定しました。このアート作品は、ニューヨークに拠点を置くコンセプチュアル・アーティスト、Yasuo Nomuraが手掛けたもので、国際宇宙ステーション（ISS）に向けて、高度約400キロの軌道を秒速7.7キロの速度で飛行する予定です。

「PION Plate」は、アメリカ・フロリダ州のジョン・F・ケネディ宇宙センターから、SpaceXのFalcon9ロケットによって打上げられます。打上げ後は、数ヶ月間国際宇宙ステーションの外部に設置される特別なプラットフォームで宇宙空間に曝露され、その後地球に帰還します。

SPACETAINMENTは、アートには宇宙の感動を人々に広める力があると信じています。このプロジェクトにより、宇宙空間にアートが展開され、人類史上最も壮大なキャンバスに対する私たちの感性や、未来へのインスピレーションを提供したいと考えています。また、Yasuo Nomuraの世界観に重なったプロジェクトとして、衛星を彫刻作品として打上げる「アート衛星」の制作も進行中です。

Yasuo Nomuraのメッセージ

Yasuo Nomuraは、次のように述べています。「PIONは重力から解放された純粋な三次元空間、つまり宇宙に設置されてこそ完成するインスタレーションです。このビジョンを持って、人類史上初となるアート衛星の開発に挑戦しています。今回のプレートプロジェクトはその第一ステップであり、広くこのコンセプトを世界に伝えることを目指しています。」

コンセプチュアル・アーティスト Yasuo Nomuraについて

Yasuo Nomuraは、島根県出身のアーティストで、2004年に武蔵野美術大学を卒業後、ニューヨークで活動を続けています。彼は、「Dimensionism」を提唱し、様々な研究者と交流しながら、高次元をテーマにしたアートを展開してきました。特に、2020年には自己と他者の個性を重ね合わせた作品「PION」を発表し、宇宙時代における新たな世界平和の形を模索しています。

現在、彼は「宇宙で体験するアート人工衛星 PION-パイオン-」の実現を目指し、仲間たち「PION UNITED」と共にプロジェクトを進めています。Yasuo Nomuraの作品については、彼のウェブサイトで確認できます。

SPACETAINMENT PTE.LTD.について

SPACETAINMENTは、宇宙エンターテイメントの領域で活動する企業で、シンガポール、東京、ニューヨークを拠点にしています。彼らは、宇宙を人類の新しい旅の目的地とし、全く新しい価値を創造することを目指しています。詳細は、公式ウェブサイトでご覧ください。

本件に関するお問い合わせは、SPACETAINMENT PTE.LTD.の山﨑まで。
メール: [email protected]

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