障がい児支援者のための新しい会員制度「ファミケア支援者会員」始動

ファミケアは、障がいや疾患を抱える児童とその家族の支援を行っています。この度、障がい児支援者向けに新たに始めた会員制度「ファミケア支援者会員」は、支援のクオリティを向上させることを目指します。

ファミケア支援者会員の目的

「ファミケア支援者会員」は、障がい児支援現場で働く方々が直面する様々な課題に向き合い、支援の質を向上させるために設立されました。この会員制度の利用により、医療・福祉事業者、訪問マッサージや介護タクシーなど、幅広い業種の支援者が参加しやすくなっています。

課題の中でも、「人材育成の難しさ」「情報発信の負担」「地域社会での孤立感」が特に多くの支援者に共通しています。ファミケアの会員制度は、これらの問題に対する対策を兼ね備えています。

会員制度による特色

1. オンラインコミュニティで全国の支援者と連携

全国各地の支援者とつながるオンラインコミュニティを提供しており、地域や特化分野を超えた交流や情報共有ができます。このコミュニティでは、実際の支援事例を基にしたナレッジ共有なども行われており、リアルな情報交換が期待できます。
参加者は、季節や子どもに合わせた役立つ情報を入手し、他の支援者とのつながりを築くことが可能です。

2. 手間のかからない情報発信

「ファミケア支援検索」やメールマガジンを通じて会員が行う情報発信を支援します。これにより、事業所の魅力が広く伝わり、家族からの問い合わせが増加することが期待されます。広報活動の手間を軽減することで、より効果的に支援を実施できます。

3. 専門的な研修をオンラインで

小児分野に特化した研修をオンラインで受講できる機会を設けています。新しいスタッフやスキルアップを目指す支援者は、動画を通して即役立つ知識を学べます。法定研修にも対応したコンテンツも充実しており、福祉制度や医療的ケアの基礎知識も学べるため、障がい児支援業務初心者にも適した内容です。

会員登録のプロセス

「ファミケア支援者会員」は、障がい児およびその家族の支援を行っている法人・個人が対象です。特に、登録には一部審査が必要な場合もあるため、詳細についてはファミケアの公式ページをご確認いただくことが重要です。

会員には、事業所単位での登録が可能な「事業所会員」と、個人として参加する「個人会員」の2つの選択肢があります。あらかじめ申込を行うことで、サービスをスムーズに利用できる利点があります。

利用料金について

- 事業所会員: 月額1,980円（税込）
- 個人会員: 月額500円（税込）

どちらの会員形態でも、年間払いが前提となり、事業所会員では、同一事業所に所属する全てのスタッフが会員特典を享受できます。

まとめ

「ファミケア支援者会員」は、障がい児を支える方々のために作られた、まさに支援ありきの制度です。事業所間のつながりや情報発信を効果的に行い、業務の効率化や質の向上を図ることで、障がい児支援の現場をより良く変革していくことを目指しています。これからの多様な支援者に向けたサービスの進化にぜひご注目ください。