株式会社Momoと神戸工業試験場が資本業務提携を発表
株式会社Momo(以下、Momo)は、2023年10月、株式会社神戸工業試験場(以下、神戸工業試験場)との資本業務提携を正式に発表しました。この提携は、二社が持つ技術と知識の融合を通じて、インフラ分野における新たな価値の創造を目指すものです。
IoT技術と解析技術の融合
両社は、Momoが得意とするIoTプラットフォーム及びIoTソリューションと、神戸工業試験場の金属強度試験の専門知識、ならびに強度解析技術を組み合わせることで、インフラ構造物の施工や維持管理に活用される高度なサービスを提供しようとしています。
昨今、インフラ施設は老朽化や自然災害によるリスクが高まっており、より一層のモニタリングや維持管理が不可欠です。Momoが構築したIoT技術を駆使して収集したデータを、神戸工業試験場の洗練された解析技術で分析する事で、より安全で効率的な維持管理が可能になります。
提携の目的
提携の目的は以下の通りです:
1. 高度なサービスの提供
IoTセンサーを使用して収集される施工データや維持管理データは膨大です。これを神戸工業試験場の先進的な解析技術を使って解析することにより、IoTに基づいた信頼性の高いシステムの開発に努めます。特に、構造物の健全性評価を向上させることで、インフラの安全性を高めるとともに、運用コストの削減にも寄与します。
2. 過酷環境での信頼性向上
施工や維持管理向けのIoTデバイスは、過酷な環境においても機能することが求められます。神戸工業試験場の強度解析を通じて、これらデバイスの耐久性や信頼性を向上させ、安定したパフォーマンスを発揮するソリューションを開発します。これにより、従来の技術では限界があった厳しい条件でも機能するデバイスの実現を目指しています。
今後の展望
今回の提携を契機に、Momoと神戸工業試験場は共同で新技術の開発を進め、実用化を目指します。インフラの状態をリアルタイムで監視し、劣化や損傷リスクを早期に発見することで、維持管理の効率化と安全性の向上を図ります。
お問い合わせ
本提携に関するお問い合わせは、以下のリンクから可能です。
株式会社Momo お問い合わせフォーム
会社概要
代表取締役:大津真人
事業内容:IoTプラットフォーム及びIoTソリューションの提供
URL:
https://momo-ltd.com/
代表取締役:鶴井昌徹
事業内容:金属の強度試験および強度解析
URL:
https://www.kmtl.co.jp/
両社の提携がもたらす新たな可能性に期待が高まります。