ロッテホールディングス、システムディの規程管理システムを導入し業務効率化へ

ロッテホールディングス、システムディの規程管理システムを導入

株式会社システムディが提供する『規程管理システム』が、株式会社ロッテホールディングスによって2024年9月に本格稼働されることが決まりました。この新システムは、ロッテグループ全体の規程管理を効率化し、業務のデジタル化（DX化）を推進するための重要な一歩となります。

導入の背景とは

ロッテホールディングスは、菓子やアイスクリームを中心に、プロ野球球団の運営や不動産、ファイナンスなど多岐にわたる事業を展開しています。しかし、複数の子会社において社内規程の管理は文書作成ソフトで行われており、以下のような課題が存在していました。

- 規程改訂履歴の把握が難しい
- 規程が周知されないことによる混乱
- 改訂作業の手間がかかる

それに対し、ロッテの子会社はすでに『規程管理システム』を導入し、社内規程の管理を一括で行えるようになっていました。この成功例がロッテホールディングス全体へのシステム導入を後押しすることとなりました。

規程管理システムの特長

『規程管理システム』は、各種社内規程を包括的に管理できるサービスであり、その高機能性と費用対効果の高さが評価されています。現在、650社以上の多様な業種と規模の組織に導入されており、特にグループ企業間での導入が進んでいます。

このシステムは、次のような機能を提供します：

- 規程の一括管理
- 改訂履歴の明示
- 新旧対照表の作成
- 規程のweb公開および閲覧機能

これにより、規程管理業務の透明性が向上し、迅速な改訂が可能になります。また、コンプライアンスやガバナンスの強化、働き方改革の推進といったさまざまな要求に応えることができます。

課題の解決に向けて

現在、多くの企業が新しい技術や国際標準に対応しなければならない時代に直面しています。このような環境の中で、業務効率化やコンプライアンスの強化が求められています。『規程管理システム』の導入は、こうした取り組みを支えるための重要な要素となります。

システムディは、ロッテホールディングスにおける業務改革を支援し、規程管理業務のデジタル化を促進することで、企業全体のパフォーマンス向上にも寄与することを目指しています。