アンリツがPCI-SIG Developers Conferenceに最新技術を出展！
アンリツ、PCI-SIG Developers Conference 2025に出展
アンリツ株式会社は、2025年6月11日から12日まで、米国カリフォルニア州サンタクララで開催のPCI-SIG Developers Conference 2025において、PCI-Express® 6.0および7.0の先進的な信号品質ソリューションを展示することを発表しました。本展示では、シノプシス社、テレダイン・レクロイ社、CIG社、そしてテクトロニクス社との共同のもと、アンリツのシグナルクオリティアナライザ-R MP1900A BERT（MP1900A）を使用したテストソリューションのデモを行います。
展示内容のハイライト
世界初のPCIe 6.0光リンクトレーニング
アンリツは、シノプシス社、テクトロニクス社、CIG社と協力し、世界初となるPCIe 6.0光接続リンクトレーニングを実演します。このデモでは、アンリツのMP1900A、シノプシス社のPCIe 6.x PHYとコントローラIP、テクトロニクス社のDPO70000リアルタイムオシロスコープ、CIG社のOSFP LPO光モジュールが使用されます。光伝送技術により、PCIeは従来の電気信号伝送に比べて帯域幅が広がり、長距離通信が可能となり、省エネルギー性も向上します。これにより、データセンタにおけるAIデータ処理の効率が大幅に向上することが期待されています。
PCIe 7.0差動スキュー評価の紹介
さらに、アンリツはテレダイン・レクロイ社と共に、PCIe 7.0の差動スキュー評価ソリューションも発表します。PCIe 7.0では、変調方式がPAM4に変更され、伝送速度はPCIe 6.0の32.0 Gbaudから64.0 Gbaudへと倍増します。これにより、信号1単位あたりの時間が短くなり、タイミングのずれが通信に与える影響も大きくなります。アンリツのMP1900AのPAM4信号発生器を使った実験により、意図的に信号のずれを生じさせ、それに対する影響を解析します。
参加企業の紹介
シノプシス社
シノプシス社は、PCI Express向けの広範なIPソリューションを提供し、20年以上の実績を持っています。その高品質な設計ソリューションは、製品の市場投入を迅速にすることを支援しています。
テレダイン・レクロイ社
この企業は、業界をリードするオシロスコープやプロトコルアナライザを提供しており、革新的な製品を通じて複雑な電子システムの解析を支えています。1964年から提供する「Time-to-Insight」ソリューションは、多くの業界で評価されています。
CIG社
CIG社は、高速光トランシーバやエッジコンピューティングにも関連した製品を展開するグローバル企業です。2005年に設立され、米国、中国、日本などに拠点を構えています。
テクトロニクス社
テクトロニクス社は、75年以上の歴史を持つ測定技術のリーディングカンパニーです。科学者やエンジニアに向けて、革新的な測定ソリューションを提供し、技術革新を支えています。
アンリツに関するさらなる情報
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会社情報
- 会社名
- アンリツ株式会社
- 住所
- 神奈川県厚木市恩名5-1-1
- 電話番号
- 046-223-1111
トピックス（IT）
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